一時停止をキチンとしていればなあ…!一旦停止して、あの人の気持ちを流してあげましょうか…ね?

自ら墓穴を掘る12支の相剋”自刑”(じけい)の性格と特徴とは何ですか? *036

会社だけでなく、夫婦の人間関係、恋人との人間関係、友人との人間関係、親子の人間関係、隣近所との人間関係…など生きて行く上での悩みの種は多いものです。

人間関係を上手くやっている人もいれば、反対にいつも悩んでばかりして苦しんでいる人もいますね! 生きる為に必要な試練かもしれません。

目次

“自らが墓穴を掘る関係”の12支の”自刑”における性格とは?

庭園

12支が重なり合う事が起こります。はたまた12支が対峙する事もあります。その重なり具合を観察しました。

例えば命式が次のような場合を例にします

日命 (霊)月命 (用)(心本命 (体)12支の関係自刑
辰×辰辰の自刑
酉×酉酉の自刑
午×午午の自刑
亥×亥亥の自刑

辰の人物が辰の方位に行った場合も辰➡辰となり本命殺と同時に<辰の自刑作用>が現われます。(抗癖に要注意)

酉の人物が酉の人物と共同作業をする場合も、自刑の作用は現れます。(怠惰の作用)

辰-辰 <抗癖> 何事にも逆らう、言い訳する  

午-午 <闘争>  向かって行く 挑戦する

酉-酉 <怠惰> 座りたがる 遊びたがる

亥-亥 <猪進>  トコトン進む

自 刑 <自らが損ねる,破る,傷つく>

※ 本命/月命/日命の重なりも該当する

※ 方位の場合も配当する

刑と言うと、刑事、刑罰、懲役刑など、良い感じではありません。僕は、刑を<ぎょう>と頭の中で変換しています。”形”として刷り込ませています。

知らず知らずのうちに、運気を破壊している行動の”形”として捉えたのが、三刑と自刑です。刑の象意が顕現した時は、すでに遅しとも言われていますので、刑の12支が命式にある場合は、注意する必要を感じますね。

特に、自刑があった場合は、象意は必ず出てきます。

自刑の中で、亥➡亥の自刑の作用はあまり強くは顕現しないと一般的に言われています。しかし、やりすぎる…象意は当てはまる事が多いので、何事もすぎない事が賢明かと思われます。

“自らが墓穴を掘る関係”12支の”自刑”の特徴とは?

それぞれの自刑の説明をします。

辰 辰何事も、損ねる,損なう,破る,傷つく
自分から自分を傷つけ、自らが、墓穴を掘る事をやり、無気力で、独立心乏しい
自刑自我強く、人と争う事が多く、自らを窮地に追い込みます
何事にも、ムキになり、まっしぐらに駆けて行き、仕事を直ぐに変えたがる
<抗癖>対人関係の破たんを暗示、全ては自らに原因。何事も遅刻停滞、遺失紛失。
まっしぐらに駈けて行くのだが、逆らい,反抗しすぎて、結果的には自滅する。
“…でもね、…しかしね、…そう言ったって…”、から始まり、妥協を知らない。
見た目で思い込み突き進むが、自力で開運する努力と熱意が欠落、自覚も無い。
恋愛占における12支の判断では、”心は既に相手の異性から離れている”。
“努力こそが最高の善”とするが、自力開運する努力と熱意が欠落、自覚も無い。
午 午何事も、損ねる,損なう,破る,傷つく
まっしぐらに駈けて行くが、自分から墓穴を掘る事をやる
自刑無気力で、独立心乏しい
闘争精神強く,万事が、ムキになる
<争論>自我強く、人と争う事が多く、自らを窮地に追い込みます
火事、火難、に厳重注意、
命式に自刑が二つあれば、凶の暗示が強い
努力こそが最高の善とするのが、基本的な考え方
自力で開運する努力と熱意が欠落、自覚も無い
酉 酉何事も、損ねる,損なう,破る,傷つく
自分で自分を傷つけ、自らが、墓穴を掘り、闘争精神強く,万事がムキになる。
自刑話し過ぎ、言いすぎ、出張りすぎ。
何事にも中心的存在感覚で、自我強く、争事が多く、自分を窮地に追い込む。
<怠惰>“言わなければわからないでしょう…”しかし、相手が傷つく事を判っていない。
私が振舞った御馳走だから私を見て…、自分中心の世界、空間に酔いしれ過ぎる
話題を投げかけず、自分の事だけを話し、無理やりに聞かせようとしてしまう。
対人関係の破綻、自らに原因。自力開運する努力と熱意が欠落、自覚も無い。
恋愛占における12支の判断では、”心は既に相手の異性から離れている”
ケガ、事故の暗示が強い。
亥 亥何事も、損ねる,損なう,破る,傷つく。
自分から自分を傷つけ、自らが、墓穴を掘る。
自刑やりすぎ、かまいすぎ。やらなくても良い事までやる。ある意味<自己満足>
思い込んだら思い続け、心が離れたら見向きもせぬ偏向性極端の強い思い込み。
<猪進>流派によれば、亥を自刑に定めない所もある。
何事にも、むきになり、為せば成る、為さねばならぬ何事も…が座右の銘
対人関係の破たんを暗示、全ては、自らに原因がある
恋愛占における12支の判断では、心は既に相手の異性から離れている
勝手に解釈、その思い込みが命取り
良かれと思っているのは自分だけ、相手の反応を掴んでからでも遅くない。

この自刑の象意は、かなりの高確率で当てはまります。それだけに、鑑定する場合は相手の反発が予想されます。説明する場合は相手が落ち着いている状態に話して下さい

指摘、指図されるのを嫌う人たちが多いのです。指摘されると、自分の姿を隠してしまう人も多いのですから、気を付けて下さいね。

またね!

最後まで読んで戴きありがとうございました。

庭園

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