辰辰の自刑が命式にある人の、人間関係の現象と対策 < 例題 受験 >
辰辰の自刑の象意を、頭に先ずは浮かべましょう。そしてその象意が受験会場とか、受験の目的とか…受験のテクニックとか…受験に関するキーワードに辰辰の自刑を重ねてみる事です。正しいか、正しくないか?はアナタの感性で答えは異なります。やってみましょう…!
辰 辰 | 何事も、損ねる,損なう,破る,傷つく。 | |||||
自分から自分を傷つけ、自らが、墓穴を掘り、無気力で、独立心乏しい。 | ||||||
自 刑 | 自我強く、人と争う事が多く、自らを窮地に追い込みます。 | |||||
何事にも、ムキになり、まっしぐらに駆けて行き、仕事を直ぐに変えたがる。 | ||||||
反抗心 | 対人関係の破たんを暗示、全ては自らに原因。何事も遅刻停滞、遺失紛失。 | |||||
まっしぐらに駈けて行くのだが、逆らい,反抗しすぎて、結果的には自滅する。 | ||||||
“…でもね、…しかしね、…そう言ったって…”、から始まり妥協を知らない。 | ||||||
見た目で思い込み突き進むが、自力で開運する努力と熱意が欠落、自覚も無い。 | ||||||
恋愛占における12支の判断では、”心は既に相手の異性から離れている”。 | ||||||
“努力こそが最高の善”とするが、自力開運する努力と熱意が欠落、自覚も無い。 |
全体的に流れるのは、拒否,逆らう、言い訳、心変わりなどの感情が流れているのに気づきませんか?
① 自分から傷つけ、自らが、墓穴を掘り、無気力で、独立心乏しい。
辰巳は対冲の戌亥の影響も受けています。戌亥は好戦的で積極的な性格があり、辰巳の辰も積極的で何事にも向上心があります。辰独特の好奇心旺盛も加わり、あらゆるものに感心と興味が注がれるのです。
自分で傷ついても、本人は傷ついている意識が皆無、「どうしたの?」と言わんばかりの態度なのです。受験会場でも緊張しているのですが、周囲には気づかれません。
辰が辰に重なると水になると、一般的には言われていますが、辰辰の自刑の象意は台風に、荒れ狂う海原で沈みそうな船と同じ状態と考えられます。
対処策は、温かいお茶と、深い深い深呼吸で、自分を取り戻すことが出来ます。
② 自我強く、人と争う事が多く、自らを窮地に追い込みます。
受験会場では周囲が皆、敵に見えます。敵だ敵だと意識過ぎると、辰辰の自刑にはまり込むのです。視覚の力が強い辰にとって、優しさマインドのアイテムは<うさぎ>。ウサギのぬいぐるみのキーホルダーなども良いかと思われます。強さは保証される辰ですから、優しさがあれば合格です。
③ 何事にも、ムキになり、まっしぐらに駆けて行き、仕事を直ぐに変えたがる。
転職を繰り返すのは辰辰の自刑の最大特徴なので、気にする必要はありません。駄目だから転職するのではなく、本人は向上心が爆発しているのですから、大丈夫です。いい処だと見つけても、今度はそれを上に行く目標を掲げるので、「阿修羅の如く」生きる生命力ですね。
④ 何事も遅刻停滞、遺失紛失となるが総ては自らに原因がある。
辰辰の自刑の場合、遺失、紛失が多いのは、<思い込みが強い>のです。この問題は、こんな感じだから…こんな答えを書けばよいのだな…と身勝手な判断をし易いのです。問題を理解する前に答えを把握したがっています。この、思い込みを捨てるか、捨てないかで、合否が決まります。
⑤ まっしぐらに駈けて行くのだが、逆らい,反抗しすぎて、結果的には自滅する。
一つの問題に固執してしまい、全体の問題を見失う事を意味します。一番の問題から手を付けないで、3番の問題を解いて、次は6番の問題を解いて行けば、問題を読みながら回答しているのと同じです。それが、全体の問題の脈絡を掴む事になるのです。個別と全体、全体と個別の感覚を予備テストの段階で習得しましょう。
⑥ ”…でもね、…しかしね、…そう言ったって…”から始まり妥協を知らない。
受験は文句を言う場所ではないです。問題文と妥協しなければ答えは導かれません。辰辰は試験会場でも文句をつけたがり、自己主張を態度で表そうとしますが、今は受験中です…問題文の言い分に答えてあげる事が先決です。開運の一つとして、鼻を指でコスってごらんなさい…そして鼻息をふっと言って吐き出す事です。
⑦ 自力で開運する努力と熱意が欠落、自覚も無い。
答えを出そうと自力開運するのですが、答えに自信が無いのです。試験中は誰もが答えは判らないものです。この象意は受験だけでなく、全体的に言えるのですが、辰辰の自刑の場合、結果を早急に求めやすい…と言う事が言えます。自力開運をするには、焦らず、慌てず、淡々と物事に臨む事です。
⑧ 恋愛占における12支の判断では、”心は既に相手の異性から離れている”。
受験近くの数日前の心境です。無理だとあきらめたり、受験が終わったら何をしようか?と思いを巡らしていますが、共通するのは意欲の低下。モチベーションの維持継続を図るには、<始めの一歩>を歩み出した日の事を思い浮かべて下さい。辰は龍で、<大地にありては鯉>と占いの世界では言われています。登竜門と言われる処で鯉の滝登りで上に昇る龍の姿として捉えられているのです。登竜門として捉えるか…捉えないかがアナタの人生の分かれ目、鯉となるか、龍となるかはアナタの心の捉え方次第です。
⑨ ”努力こそが最高の善”と言うが、自力開運する努力と熱意が欠落、自覚も無い。
受験の場合は努力が分数の分母。努力は当たり前です。どうも辰辰の自刑が、<やりすぎる…>という副産物を産んで仕舞うようです。努力が結実するには、<タイミングと間のとりかた>の才能が求められてきます。神社やお不動様への参詣を薦めるのは、このタイミングと間の取り方が修得できるご利益があるからなのです。間の取り方が修得できたならば、答案作成でも落ち着きとスピードの間の取り方へと導いてくれます。
最後まで読んで戴き有難うございました。
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