一時停止をキチンとしていればなあ…!一旦停止して、あの人の気持ちを流してあげましょうか…ね?

感情で動く12支”巳”(み)の、性格と運勢による能力とは? *052

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12支の巳の性格とは?

巳は蛇を連想しますが、蛇は怖い…と一般的に言われていますね。さて、蛇が怖いと言われる俗説をご紹介します。

古代、恐竜が闊歩していた頃、蛇も大蛇の如く、かなり大きかったらしいですね。当時の人間の祖先は、崖の穴などの洞窟で生活していたらしく、縄文時代の遺跡から思い浮かべられます。その生活の洞窟穴に、人間を餌にしようと、大蛇の蛇が舌先をペロペロと穴の中に探り出してくるのです。捕まったら、さあ大変、奥へ奥へと逃げだしたのでしょう。この怖い、怖い思いが、”遺伝子”として怖さが代々継承されているのでしょうね。

なに…!

大蛇がペロリ…大変だあ!

さて、”巳”の説明ですが“卯”が生命保持の水蒸気で”覆う”に対して“巳”は<風で剥がします>。巳が求めるのは、結果の果実、それ以外は不必要。噂に惑わされない、真実の美とか、魂のこもった彫刻作品の完成する為に必要な物事だけなのです。

余計な話はしない、役に立たないものは要らない、中身だけが欲しい…そんな思いが強いのが巳の本質です。だから、巳は<結果優先の申が大好き>ですね。

12支の象意 (巳)
象意止む,巳むが語源。”草木の伸長,成長が止まる時期”を巳とします。
繁茂の現象を持って、成長が止まる。 青年から大人。
太陽の”天の気”に呼応して,今後は”結実の果実”を目指していきます。
“結婚に於ける男女の関係は亨通しません。結婚相手は”慎重に”
猜疑心強く,意地が悪い。※この性分の修正が打開策ですね。
気質静止 ※相手の言葉を、会話を、止めます。
嫉妬 ※瞬間的に嫉妬の言葉が短く飛び出します
口数少ない 。本来は”おしゃべり”。関心のない話題には飛び込みません。
聞いては居るが理解できない
人体精神,気力 ※気力だけが優先、体力が、行動がついていけない
舌,口腔内 神経
血管 血液 肘から上
頭髪,股,手指関節 ※頭髪が変化する事が起きる
人物忍耐力あり”執念深い”。
思慮深い ※新聞、雑誌、書籍の知識がアナタの身(巳)を助けます。
技芸に上達 ※最高の評価を得る為の自助努力があります。
病気慢性的神経衰弱
病気は長引いても治る。
眼病,味覚異常
血液異常
雑象嫉妬心強く恨み妬みをする。※比較対称の人物とのギャップを埋めきらない。
物事を破壊、崩壊、損害させるのだが、物事に対しては熱心に当たります。
温和で寛容な性格,よって周囲からの好感も在る
物事に対して、深くは考えない。
計画性に乏しい。計画自体が甘い。
外観,外見を飾りやすく、”体裁を優先、体裁だけで乗り切ろうとする。
異性問題のトラブルも起こしやすい。
“フラれた相手に憎しみの執念が燃え盛る”。
見てくれ,格好で判断。人の隠れた部分を見ることが出来ない。
嫉妬心強く,物事を妨害する
男女の関係と結婚は別。
まり子さん

“巳”の作用って、いまいち理解しがたいなあ…?

12支、巳の持つ運勢とは?

種子から芽生えた新芽が伸長して繁茂の時期を迎えたとイメージしてください。その繁茂を以て伸長は止まり、結実の方向へと進みます。

祇園精舎の鐘の聲、諸行無常の響あり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。驕れる人も久しからず、唯春の夜の夢の如し。猛き者もつひには滅びぬ、偏に風の前の塵に同じ。

平家物語」第一巻「祇園精舎」より

仏教用語にも”諸行無常”とあり、<作られしもの移り行く>、物事は常に変化して、変わっていくものですよ…と話されています。

何事も永遠に続く物は、ないんですよ…必ず、何かが消えて何かが生まれてきます。

“巳の作用”は、止める、押さえる、静かにさせる、作用であり、<伸びる作用はありません>。結実させる為に頑張る巳は、”結実”がもしかして、出来なくなる不安を直感で感じているのではないでしょうか…?

伸びる、生育する、発展するという力に対して、あえて、それを止める、制御するという反対の役目を担わせられているのですから、巳の役目は素晴らしいです、12支の真南の一歩手前に配当されているのも不思議な因縁を感じますね。

嫉妬心強く,人を恨み妬みをする 執念深いと言う暗示が、ここから出ています。運勢的にも相手を妬み、嫌がらせをしたり、悪さを仕掛けて、影でほくそ笑んだりすることもあります。ただ、何もしなくても誤解され、いつの間にか犯人扱いされる様な出来事にも遭遇します。

12支の巳の能力を出すにはどうすれば良いのですか?

りゅう

伸長を止めて結実に向かわせる象意の、”巳の生き方”って興味あります。

  • “物事に対して、深くは考えない”は、<切り替えが上手な人>とも取れます。本来の明朗活発さに努めれば、”憎めない人”と評価されるでしょう。
  • “見てくれ,格好で判断”しやすい…は、世間の常識と捉え、その人の内面に触れ合うことが出来たら共感を産みます。共感は現場、現実、現金、現状へと動き始めます。
  • “計画性に乏しい”と言われている”巳”は、<アッサリ,淡白>が本来の体質>、しっこい、執念深いは、売られた喧嘩に対してだけで、表立って喧嘩できない人にだけ、憎悪の念は水面下でうごめきます。これは止められません。巳の人には隠し事をしない事です

バカにされると感情をむき出しにして攻撃してくる

“執念深い”とか、”嫉妬ばかりする”とか言われている<巳>の人達は、本来は明朗活発で忍耐強い人なのですが、自分をバカにされているとか、プライドを傷つけたりすると、”妨害本能”が目覚めます。

またね!

最後まで読んで戴きありがとうございました。

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