激しさもあり、呑気でもある12支、午の性格とは何ですか?
午の刻は11:00~13:00です。12:00より前を午前、過ぎた後を午後としました。
北の子から始まり、南に到達した時が”午”の刻で、感覚的にいえば午は二つある事になります。昼の午と夜の午とがあります。10干で表すと昼の午は丙午となり、夜の午は壬午となり、午は陽の干と連結しているので、丙午、戊午、庚午、壬午、甲午となります。
つまり、春の午は甲午、夏は丙午、秋が庚午、冬が壬午と考えられますね。戊午は土性の象意が強く現れやすいとだけ理解しておきましょう。
運命学を勉強して行くと、12支と10干を組み合わせた60干支表と言う”モノ”を眼にする時が来ますが、実に奥深い意味があります。今は12支の午の勉強中です。でも、この時に60干支表について話したくなるのも不思議ですね。この感覚が”午”なのです。
なぜならば、午は”付着”の作用があるので、会話、対談していると、次から次へと”発想”が飛び出してくるので、話の展開が早くなり、<変わった人>と取られやすいですね。
子から始まり午までは、成長、発展を目的として、<天は自ら助ける者を助ける>で、”神の領域”です。未から亥までは、結実、種子化を目的とする子孫繁栄の時期で、感謝、祖先の“仏の領域”として考えることが出来ます。神仏のどの領域に、今、あなたは存在していますか?
12支 | 子 | 丑 | 寅 | 卯 | 辰 | 巳 | 午 | 未 | 申 | 酉 | 戌 | 亥 |
年齢 | 0 ~ 9 | 10 ~ 18 | 19 ~ 27 | 20 ~ 36 | 37 ~ 45 | 46 ~ 54 | 55 ~ 63 | 64 ~ 72 | 73 ~ 81 | 82 ~ 90 | 91 ~ 99 | 100 ~ 108 |
この様に表を拝見すると、人生もかなり伸びたものですね。
さて,午の性格の説明をします。
12支の性格 (午) | ||||||
性格 | 忤う(さからう)が語義。繁茂の盛りが”極”に達した時,下降するだけです。 | |||||
合同協力の和合を求め,活発で派手ではあるが,地気の活動も下降,下火。 | ||||||
万事に『飽き易く気持ちが散漫』 | ||||||
自分のやった事を忘れる | ||||||
時間の空白を『直ぐに埋める』 | ||||||
気質 | 火難,女難 | |||||
派手で騒々しい。 | ||||||
付き易く、離れ易い | ||||||
金銭の苦労 | ||||||
人体 | 心臓,頭,舌,汗, | |||||
精神 | ||||||
血管 血液 | ||||||
乳房,視力 | ||||||
人物 | 表と裏が激しい | |||||
社交性高く、交際上手。 | ||||||
虚栄心強い | ||||||
仕事にも、交際にも、気持ちにムラッ気が在る | ||||||
病気 | 熱病,眼病,心臓病,脳障害, | |||||
頭痛 精神異常 | ||||||
循環機能障害 | ||||||
味覚異常 | ||||||
雑象 | 物事,急いでやれば亨通する。ダラダラやれば上手く行かない。 | |||||
呑気者,で何事に対して,”無頓着”。 | ||||||
性格明るく,八方美人。 | ||||||
自分の失敗なのに自分とは思わない。 当然,失敗の原因も探さない。 | ||||||
束縛されるのが嫌いだが、相手を束縛する人間関係を知らない間に作っている。 | ||||||
転職を繰り返す | ||||||
配偶者も取り替えやすく、気にはしない。 | ||||||
序列には厳しく、リスペクトの感情を常に保持している | ||||||
求めているものが絶えず変わる。 | ||||||
安堵は求めない”闘いの生涯となりやすい。 | ||||||
午の運勢は、どのように動きますか?
“神は南に、王は北に位置する”と言われ、午は南に位置して最高位。観覧車で言えば頂上の一番見晴らしが良い場所で、これから先は”下降線”、人生も”子孫繁栄の結実の方向へと向かう”のです。
午は馬を連想イメージしますが、午年の人は”眼がきれい”です。眼が輝いている時の午は調子が良い証拠で、輝きが無く、半分寝ている眼付きの場合、頭の中の整理がついていません。気分転換を図るか、水分補給です。
何事においても頂点にあるから”乱高気流”が渦巻くのです。高いビルの周りに渦巻く”!ビル風”と似ていますね。午の人物に対しては”巻き込まれない様”にする事が肝心です。
礼節を重んじて、丁寧に対応する事ですよ…。例え、馴れ馴れしく接遇しても、”午を敬う”事だけは腹の中に置いて、接して下さい。午に対し、バカにした態度をとると、相手の午ではなく貴方の周囲から攻撃を受けます。
午の人生は波乱万丈の荒波を超えるが如くの人生となります。平穏無事の安泰した生活は望みません。自らが荒波の中に飛び込みたくなってしまうのです。艱難辛苦の生活でも本人は気にしません、むしろ堂々と挑戦して行きます。
午の能力を引き出すにはどうすれば良いですか?
“午”が”午”らしく生きて行くには、どうすれば良いの?
① 思いついたら即実行、四の五のと言わず、まずやってみる事です。※あれこれと考える時間と気持ちが無いのです。午は考えるよりも行動する事に生き甲斐を感じます。
② ”無頓着”とみられやすいは、<何事にも深く関与しない、したがらない…性分だからです。>面倒くさいのには手を出しません。でも、それが午には正解です。
③ <失敗は気に留めない、気にしてはならない>。失敗を自分のせいだと思わない事です。失敗や間違いは、誰でもある事、あって当たり前…と思っているのが”午”の人達です。ミスや失敗したら、午の人達と会話をすれば、心が晴れ晴れとする事でしょう。
あっ…いけねえ…10蒔の約束だった…まいったなあ? まっ…しょうがないや、何とかなるだろう!
④ 配偶者を取り替えやすいのは、自分の気持ちの伝え方が下手だけの事。相手の考えを優先させてしまうから…もっと、自分の感情を相手に伝える事で互いの幸せを掴めます。
⑤ 闘いの生涯となりやすいのは宿命の生き方。転職も離婚も新しい境地での闘いを望んでいるのです。午の特性である、<明朗活発、無頓着、挑戦精神>で臨めば新境地が開かれてくることは間違いありません。
最後まで読んで戴きありがとうございました。
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