
年盤と月盤の中宮の九星を読み取る (六白)

仮に三碧中宮年の六白中宮月とします。







人物例題として次の人に登場してもらいました。
例題 A | 山田太郎 | 車のセールスマン |
日盤 | 月盤 | 年盤 |
四緑木星 | 八白土星 | 六白金星 |
① 月盤の全体的な推測
今日が六白の日でもありました。
とにかく、忙しく駆けずり回る月…と押さえてください。
御多分にもれなく、私の日程も忙しいです。
来客もあり、鑑定予約もあり、夕方には知人と談笑の約束もあります。
このように、六白が中宮の月は、<忙しくなります>



忙しくて結構じゃないですか?
私なんか…暇で、暇で…つまんないです!
六白の月とか日は、忙しい…だけでなく、忙しくさせねばなりません。
何か、仕事を見つけて、その仕事を動かすのです。
暇だからと言って、ゴロンと寝てばかりではだめなのです。忙しくさせねばなりません。
ただ、お金も忙しくなりますから、分別を持って散財することです。
特に、遊興費など、付き合いにお金が出ることとなります。
見栄を張らず、限度を持っての使い方ならば、心配無用。がめつく使うお金はいけません。



何か注意することはありませんか…?
急ぐので、車とか、バイクを使っての仕事や、
バス、電車を利用することが予想されるので、<予定時間の確認>を怠らないことです。
車の場合は、速度超過、バイクの場合は一時停止不履行となりやすく、
黄色の信号を簡単に無視しやすくなりますのも、この六白中宮の月であり、
六白中宮の日は更に肝に念じてください。
② 六白人物の月盤影響は…?
もともとが慌ただしく行動力抜群で、何事にもフットワークが軽い人物が六白の人たちです。
その人が、忙しい月に出会うのですから、近くに寄り添ったら、跳ね飛ばされます。
回転している独楽にぶつかると、どうなりますか…? あれを思い出してごらんなさい。
六白の月は…、周囲に六白人物がいるならば…、
できるだけ近くで仕事をしないことを薦めます。
どうしても一緒の仕事ならば、<間を置く>とか、<距離を置く>感じで声掛けすることです。
例題の人物には、月命八白があり、この八白が調子が良い時は、
沸騰しているやかんのフタの役目をして、ストレスの息抜きをしてくれるのですが、
<何かの突発的な出来事>が起きた時、悪い方向に変化します。
六白本命で月命が八白の場合、六白は東の三碧に遁甲するので、
声とか雷など雷鳴が轟くという象意が浮かび上がります。
六白の迫力と声と言う象意から、
<怒鳴り散らす>とか<声を荒げる>など威嚇象意が出てきます。
これらのことが予測されるので、
社内では、<異議申し立てはすぐにしないで飲み込む>というのが処世術です。
その時の感情を忘れないために、<記録>としてメモ帳に残すなどしてください。



でも、やっちまったら…どうすればよいのですか?
これだけ、話しても、衝突したら、<何もつける薬はありません>
事の良し悪しは置いといて、まずは、その場から立ち上がります。
トイレに行くとか、缶コーヒーを買いに行くとか…、コンビニに出かける…などです。
自分で、ミスを犯した…時とか、会社や同僚などで、嫌なことがあったら、
<コンビニ、スーパーに出かけて買い物をする>という対処法が意外と聞きます。
自然と落ち着いて、自分の行動を俯瞰できます。



先生、六白中宮月の説明ですよ!
忙しくなるか、忙しくさせるかはあなた次第で、あなたの運勢が積極的にが変化します。
六白中宮時に六白定位の乾宮には七赤という<和合>の星が来ますから、
忙しく駆け回った後には酒宴のうたげが待っています。
六白の日には、スポーツやジム通いも、効果があり、水泳、ゴルフ、ボーリング、
野球にサッカー、など新しい挑戦が叶う月となります。
くよくよしないでガンガン進むのが六白の月です。
六白だけに、今日は僕も一方的にしゃべくりましたね。ごめんなさい。



最後まで読んでくれてありがとうございました。