一時停止をキチンとしていればなあ…!一旦停止して、あの人の気持ちを流してあげましょうか…ね?

酉酉の自刑と<方位と人間関係> 😊144

目次

酉酉の自刑を方位で取った場合の現象と対策 <例題 転勤>

転職と転勤の違いはあるのですか?

転職は自分の意志で方向を変えていますが、転勤は会社の意志が強く働いており、自分の意志に反する場合が多いものです。自分の意志が強い場合は転居で方位を取ると言う具合に解釈する事です。

転勤に乗り気の場合も考えられ、海外転勤を望む人もいます。自分の意志が強ければ、自刑の作用は強く現れて来ると一般的には説明されていますが、その境界のゾーンの解釈があいまいなので、私は、その転勤に、転居に、はたまた転職に”乗り気”があるのか、無いのかで判断しています。

gonさん

では、酉酉の自刑の現象を説明します。まず、大まかな現象ですが、どんな場合にも共通するキーワードとして覚えて下さい。

酉 酉 何事も、損ねる,損なう,破る,傷つく
自分で自分を傷つけ、自らが、墓穴を掘り、闘争精神強く,万事がムキになる。
自刑話し過ぎ、言いすぎ、出張りすぎ。
何事にも中心的存在感覚で、自我強く、争事が多く、自分を窮地に追い込む。
<怠惰>“言わなければわからないでしょう…”しかし、相手が傷つく事を判っていない。
私が振舞った御馳走だから私を見て…、自分中心の世界、空間に酔いしれ過ぎる
話題を投げかけず、自分の事だけを話し、無理やりに聞かせようとしてしまう。
対人関係の破綻、自らに原因。自力開運する努力と熱意が欠落、自覚も無い。
恋愛占における12支の判断では、”心は既に相手の異性から離れている”
ケガ、事故の暗示が強い。
gonさん

では次に、転勤という方位でとった場合、酉年の人が酉の方位である西に向かった場合に、起こり得る現象を考えてみましょう。

① 自分で自分を傷つけ、自らが、墓穴を掘り、闘争精神強く,万事がムキになる。

酉の人は何気ない会話の中で、何気ない口で攻撃します。強い厳しい言葉ではなく、柔らかいのですが、相手の心にグサリと突き刺さる様な言葉を用意しています。その言葉を言われると相手がどんなに傷つく事かを、知っていても酉年の人は、”吐き出す”のです。

酉の方位である西は酒食の有る場所として一般的には説明を受けていますね。しかし、西は本質的には戦いの場所で闘争本能が動いている場所であり、闘いの結果として、闘いの酒食の宴を開いている…と解釈する事が正しいのです。

相手が傷つく事も判っていて、あえて言う…なんて、スゴイです。静かな闘争精神ですね。

酉の人が酉の方位に転勤した時、この静かな闘争心の洗礼を受ける事は間違いありません。洗礼を受けたならば、即座に切り返しては相手の思う壺に入ります。先ずは、笑顔で防御する事が大切で早めにその場を離れる事、酒食の宴の場合も、トイレに立つとか、電話をかけてきます…とか言って離席する事です。

まり子さん

辰辰に午午と酉酉に亥亥の自刑は、自刑をする場合と、自刑の作用を受けてしまう場合があると言う事ですね。

gonさん

良く気がつきましたね…受ける場合と責め立てる場合があり攻略法にも繋がるのです。陰があれば陽が必ずあります。陽だけがず~っと続く事もありません。

② 話し過ぎ、言いすぎ、出張りすぎ。

酉の話過ぎは余計なことまで喋りすぎる…といって、尾ひれがついて話がどんどんと膨らむのです。転勤で酉の方位を取った場合、喋りすぎる貴方を待ち受けていると解釈してください。

転勤先ではあなたの話を聞きたくて待っている人達ばかりです。でもね、これの誘いに乗っては駄目です。酉の方位には大なり小なりの虚言の話が渦巻いているので、アナタが火付け役となり、しりぬぐいをさせられるようになってくるのです。

調子に乗って喋らぬことが最優先となり、喋らぬアナタだと信頼も厚くなるのです。

③ 何事にも中心的存在感覚で、自我が強く、争事が多く、自分を窮地に追い込む。

何事にも中心的存在感覚で…とありますが…判りません!

gonさん

その場を仕切るのは私よ…と言っているような感覚で、その人の言う事を聞いていれば万事うまく行くと言う事ですね。我がままで、仕切りたがる人と理解してください。

仕切っているだけで、全体を把握しているかを疑問視されるのは、考え方が軽薄で、世間一般の常識からは逸脱しているような事象が現われると、周囲に丸投げしてしまうのです。

無責任と言うのではなく、責任を取ると言うこと自体が、、酉酉の自刑の場合にはありません。酉酉の自刑の転勤先では、責任の所在、所有権の確認、など基本条項の確認が必要です。

gonさん

辰午酉亥の自刑の特徴の一つとして、”この責任を取らない”現象は共通しています。責任をはぐらかす…とか、責任をぼかしてしまう…などがあり、即座に、「ごめんなさい」と言葉を発するのですが、謝るだけで根本的な解決策を見つけようとはしません。ですから、直ぐに、また同じポカミスを犯してしまうのです。周囲の人間としては、順序立てて物事の流れと仕組みを良く説明してあげる事です。プライドを傷つけないようにしてね…。

④ ”言わなければわからないでしょう…”しかし、相手が傷つく事を判っていない。

酉年の生まれの特徴で相手のミスにはくさびを打ち、自分のミスは拭き流す…と言う身勝手な処が現われた象意で、酉酉の自刑の場合、転勤先での前任者のミスが面白いように出てきます。

ミスを見つけると勝ち誇ったような態度で詰問してきます。しかし、その矛先が上司の指示となるとシュンとなり縮んでしまいます。上司や夫など目上に対しては敬意を払うのも酉酉の自刑の特徴です。

⑤ 私が振舞った御馳走だから私を見て…、自分中心の世界、空間に酔いしれ過ぎる

酉年の人の本能で、その場の、その空間の、その時間に於いて中心となりたい願望が現われています。これは酉年の人を交えての会話の場合も人の話を横取りして、自分の方へと引っ張って来る事があります。「私の場合はね…」とか、「それが常識よ…私はそう思うわよ…」と話の中身も自分中心の解釈となってしまうのです。

この酉酉の自刑が転勤となると、先ずは身支度の整理で断捨離を実行、人的交際も断捨離してきます。それも、これからの自分の歩む道を考えて、会社の事などは無頓着、都合の良い人的交流を考えてしまいます。

酉酉の自刑の場合、人的交流は出世の道具にしか過ぎない…と考えてしまうのです。その考えだから、酉酉の自刑の人は転勤などの場合は、<冷遇されやすい>のです。

gonさん

酉酉の自刑がある人は、誠意のある真心での付き合いが重要で、西の方位に転居転勤する時は、自分の頭が骨抜きにならないようにして下さい。

⑥ 話題を投げかけず、自分の事だけを話し、無理やりに聞かせようとしてしまう。

会話は互いで楽しむもの、互いが投げかけ、互いが受け取ることで盛り上がり,進行して行きます。自分の事だけを話す人には会話の中身が続かなくなることが多いです。

酉年の人は問いかけると言う事をやりません。受け身で、自分中心に話すのは、世間の事を知らなすぎるからなのです。だから世間を知っているような人に問いかける事で、会話が順調となり滑らかな雰囲気が生まれるのです。

転居転勤などで西の方位を取った場合、自己中心的な話題となり易いので、自分の事は置いといて、周囲の事、相手の事などを<問いかける>様に話をする事で、話過ぎる現象が抑えられます。

⑦ 対人関係の破綻、自らに原因。自力開運する努力と熱意が欠落、自覚も無い。

この世で成功するには、人、物、金、だと世間一般では言われています。是か非かは別にして、九星に当てはめてみたいと思います。

金(かね)一白 四緑 七赤生命 営業  結果
物(もの)二黒 五黄 八白養育 ケジメ 家族
人(ひと)三碧 六白 九紫発芽 行動力 最高

対人関係などの人間関係を観るには三碧六白九紫の動きを観るのが良いかと思います。人の動きは一寸した心の作用で動きが変化します。

酉は七赤、西の方位は心が動き、酉の方位へ向かったならば、心の動きを読み取る事です。不思議と西には怠惰の気があり、労働意欲は欠落しているのです。ただ、その中でも六白金星は動いて止まず…で動いています。単に働く作用は二黒土星ですが、六白の動きは裏方で策略を練りまわすロビーストの感覚です。

酉酉の自刑で転勤した場合、酒食の宴でも気を抜かない事です。どっしりと座って飲み食いしているよりも、あちらこちらへと顔を出し、様々な情報がアナタだけに伝わるのですから、この六白の動きの象意を活用する事です。

こういう動きが無かったら、やらなかったら…近いうちに貴方の人間関係は思わぬ方向へと進む事となります。

⑧ ケガ、事故の暗示が強い。

原因は不注意で注意欠陥多動性障害とも最近は言われています。七赤金星の人も受けやすく、酉酉の自刑がある人は特に注意すが必要です。

なに…!

酉酉の自刑がある人は、西の方位に向かう時は注意しろ…と言われても、どうすれば良いの?

1曲がり角に落とし穴。一時停止する事で難を逃れます。
2早く歩いたりゆっくり歩いたりの継続。通り一遍の歩行速度が事故へと誘導される
3金銭の不足カードにチャージしておく。
4歯が痛む口腔内の清潔励行

まだまだ、色々ありますがキリがありません。今回はこの辺でお開きにしたいと思います。

またね!

最後まで読んで戴き有難うございました。

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