12支”寅”の性格とは何ですか?
寅は虎ではありませんが、虎の様に瞬発的な強さはありますよ! 陰陽の陽の気があり、物事を為すには素早いです。12支の寅をイメージするには、どうしても虎を浮かべますね。でも、それで良いかと思います。
寅の人物は、目標が定まると、直ちに、やる気モードにスイッチが入るので、それは、あたかも虎が狩りをする時の状態に似ています。
では,寅の性格を次に述べます。
12支の性格 (寅) | ||||||
性格 | 演じる…演出の演(えん)が語義。 この象意から<寅は”演じる”>、<フリをする>。 | |||||
万物の発生,発芽の状態で草木の芽が地表に現出。猛気と威気が活発。 | ||||||
万事に行過ぎて後で悔やむ。それでも演出する。 | ||||||
全般的には健康。 | ||||||
人の世話をしますが見返りはありません。 ※(直接的には無くても、周りから見返りは何かの形で、返って | ||||||
気質 | 陽気で活発。 | |||||
安請け合い。 | ||||||
決断力強く競争心が激しい | ||||||
親分肌 | ||||||
人体 | 腰,膝,関節 | |||||
胆嚢 肝臓 | ||||||
背中の骨 | ||||||
トラ肌,鮫肌 縞模様 | ||||||
人物 | 意志強固,活動的。 | |||||
諸事万端,即効性。 | ||||||
義侠心もあるが,我欲も強い。 | ||||||
強引に進めて行く。 | ||||||
病気 | 呼吸疾患 | |||||
関節の病 脚気 | ||||||
肝臓 胆嚢 胆石 | ||||||
胃腸障害 | ||||||
雑象 | 寅の病気は,直ぐ治る。 | |||||
諸事万端,好調の気運。 | ||||||
自己の信念は周囲の反対を押し通す。 | ||||||
“為せば成る,為さねば成らぬ何事も…”を信念とする。 | ||||||
常に、じっとしている事が出来ない。 | ||||||
金策,まとめる話は破れる。 | ||||||
苦難,攻撃には,万難を排して乗り越える。 | ||||||
細かい事は嫌がり,野心的で,おおざっぱな気性がある。 | ||||||
受けた物事に対し,たとえ身を削られようとも全力を尽くして対処する。 | ||||||
情けにもろい。 | ||||||
安請け合いして後悔するが弱みを見せない。 |
12支”寅”の運勢とは何ですか?
1.<万事に行過ぎて後で悔やむ。それでも演出する>とは、何事も、やりすぎる、進みすぎると言う事です。他には、構いすぎ、お節介のし過ぎ、親身になりすぎ、などがあります。
根底には、寅は<自分の主張を通そうとする力>強くあり、相手によっては、相手のペースに逆に乗せ乗せられてしまう…なんて事もあるのです。後悔したと知っても、悟らせず、余裕のある処を相手に伺わせてしまうのです。
2.<人の世話をするが見返りは無い>見返りのない行動をすると言うのはボランティアの世界ですが良く思われたい、好印象を与えたいと言う、自己顕示欲が寅の腹の底にあります。
世話好きな性分、それはそれで良いのですが、結局は自分の考えに誘導させてしまうのです。
チームや派閥の親分肌の人に多いですね。若いお母さんたちは”公園デビュー”の時、一人や二人の”寅”と遭遇する事でしょうね。
3.<トラ肌> 虎の縞模様が人体の肌に現れます。例えば、腰の後ろ側に、皮膚のしわみたいにガサガサした縞模様が現われますが、太腿、手足にも現れる事もありますが、痛くもかゆくもありません。
この”寅肌”は部位により異なった暗示があります。
腰の周囲 | 何かを受け継ぐ、相続する |
太腿部 | 海外運での成功 |
右足 右腕 | スポーツ界での成功 |
左手 左腕 | 技能、技術での熟達 |
4.<諸事万端,即効性で動く>少しは考えるでしょうが、遠くを見てからの判断はしません。今できる事、直ぐにやらなければならない事を<トリアージ>しています。
今すぐにした事が間違った場合は、直ぐに正しい方向に変更して、世間を渡って行くのです。瞬間的な判断が必要なので、身内、家族、親戚などの”温情”が絡むと、判断に間違いが生じて来ますので要注意。
5.<病気に肝臓 胆嚢 胆石とあり寅卯の人達は、木気で”肝臓”が天敵です>。眠れる臓器と言われる位、我慢強い臓器ですから、特に働く事が好きな寅は肝臓の検査を疎かにはできません。ただし、”寅の病気は,直ぐ治る”暗示もあり、健康診断で日頃のチェックが必要ですね。
6.<“金策,融資” や”まとめる話”は破れます。>自治会、営業会議、など話をまとめる事が不得手なのは、多数決で決定しても自己主張を貫きやすいのです。
信頼が於ける配偶者とか、友人知人に表に立ってもらい、後方から物を言うスタンスが必要です。自分だけが生きているのではありません。相手も生きている、一緒に生活している事を認識する必要がありますね。
7.<“情けにもろい”>。寅はイン、演出の演で演じているのです。”情にほどされる場面の主役を演じています”。今この人を助けるのは俺しかいない、私が助けてやらなければ、この人は…と自分の頭の中でシナリオを描いているのです。寅は演出家でもあり、シナリオ作家でもあるのです。情けにもろいのではなく、<情けを掛ける>、<この人を救ってやりたい>と思わせる力が寅にはあるのです。
まとめてもらう話は頼まない方が良い…すぐに壊します。
12支”寅”の能力を発揮するにはどうすれば良いのですか?
次の事柄について生活して行きましょう。
1 | 自己の信念を押し通す強いバックボーンを確立する。 |
2 | 積極的に挑戦する生き方を持つ。 |
3 | “為せば成る,為さねば成らぬ何事も、ならぬは人の為さぬなり”を信念とする。 |
4 | 弱気を助け強気を挫く義侠心を持ちなさい。 |
5 | 何事も強引に進めて行って良い。間違えたら、その場で変更して直ぐに謝れば済む事。 |
6 | 軽薄で狡猾な猿知恵に惑わされてはいけません。 |
7 | 人の観察眼を高める必要がある |
8 | 品格向上の知識が人生にボリューム感を感じさせます。 |
結婚してあげる、だって人助けだもんね…
寅の人物は義侠心が強くあるので、人助けをすることに生き甲斐を感じやすいのです。恋人同士でも、相手が喜ぶならば…相手が好むならば…と言う感情が働き、寅の女性は、結婚するのではなく、結婚してあげる…になりやすいですね。男性にも、この性格は現れますが、初めの内だけで、長続きはしませんが子供に愛情が注がれます。
最後まで読んで戴きありがとうございました。
にほんブログ村