
あなたを知るために生年月日を教えてくれませんか?
前回売り上げ低迷で相談があった、
テレフォンアポインターをされているHさんの友人からの電話です。

Mと言います。思うように成績が上がらず、もがいています。アポインターは1年位ですが、転職も考えざるを得ません。先生に相談したHさんに紹介してもらいました。何かアドバイスをお願いします。
1970年10/17土曜日に生まれた55歳女性でした。
1970年 | 10月 | 17日 |
庚戌 三碧木星 | 丙戌 六白金星 | 庚午 九紫火星 |

商品構成とか販売方法は判りますか?


主力は化粧品ですが健康食品も手掛けています。お客様リストを手元に置き、電話をかけまくると言うのが日常の仕事です。
なかなか電話で話すことが最近の情勢では難しくもあり、入口で電話を切られてしまうのが多いですね。
販売方法としましては、既存の得意先リストに電話を掛けますが、新規の顧客開拓もノルマの対象となっています。



売り上げ減少で転職も考えられているとの事ですので真剣に考えたいと思います。
- ①テレフォンアポインターは貴方にとって”適職”のひとつです。
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年盤で三碧木星があり、五行では木気。どんどん成長していく元気な星です。実際にも、元気印の人なのですが、表現の仕方がよろしくない様です。引っ込み思案が災いして、初めは思うように語れないです。慣れてくると、冗談も飛び交う仲となりますが、初対面での印象は悪い人が多いです。
そうですね、入社時は対面販売のショップでの販売でしたが、お客様の眼の前に出ると、言葉が詰まることが多くありました。上司の計らいで、対面ではなく電話ならば見えないから良いかと挑戦してきたのですが、想う様には行きません。
幼児が初めて他人の前に出た時、母親とか父親の後ろに隠れて尻込みする姿と似ています。俗に言う”人見知り”の作用ですね。
三碧木星の象意に”電気”と言うのがあり、八卦の象意の震為雷から来ています。つまり、この電流が電話器を通じて相手に流れ込むので、あなたの言葉の真意が相手に流れます。
☳ の八卦記号は二陰の下に一陽ありで、何もなかった処に元気で、新鮮なものが飛び込んできた…と解釈します。
意味するものは、若さ、元気さ、新鮮さでありますが、新企画も意味し、つまり新規キャンペーンと言う新商品です。
この新規キャンペーンに貴女の宝が詰まっているのです。
- ②“とれリスト”に拘るりも、新規開拓が新製品が、そして新規キャンペーンがあなたの舞台。
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頻繁にとれるリストには、マンネリ化の化け物が潜んでいて、内需拡大は望めませんし、あなたには荷が重すぎます。できるだけ、新規、新規と新規開拓があなたには合っています。初物の珍しさとか、今まで経験した事のない肌触りの良さを感じさせるトークができるのは、あなたにかなう人はいません。
その為に必要なものは、商品知識。商品の中身を徹底的に頭の中に叩き込むことです。
☳ の八卦記号は、元は 陰の無 ☷ で、何もなかった処です。
つまり、あなたの”震”にとって、商品知識の豊富さと応用が求められます。
ただ単に、商品知識として理解するだけではお客様を摑めません。
理解する事は、教え導く事で、教え導くと思う事から商品知識が理解できます。
その為には、商品知識を鵜呑みにするだけではなく、どうして…、なぜ…本当かしら…
と疑問形で自分に問いかけて商品知識を拡大する必要があります。
そして、その疑問形がお客様の質問、問いかけ、疑念に
正しく応えられるアポインターになります。
- ③最初の声掛けの”トーン調整”が分かれ道、相手が離れるか寄り添ってきます。
初めの言葉は、相撲では立ち合い、ぶつかりと似ています。
相手の動きを瞬時に摑む必要があり、ぶつかる時の気迫を声で威嚇します。
アポインターですから威嚇はないですが、
相手にスンナリと対応して貰う様に受け答えをしなければなりません。
この場合、丁寧だけで良いかと言えば、違います。
丁寧な言葉に”煌めきのワード”を入れるのです。
☳の”雷鳴”の象意を活用しましょう。稲妻であり、相手に轟き渡る稲妻の言葉です。



そのワードは何処から見つけてくるのですか?
簡単には見つけられません。
電車の広告、美容院での雑誌、バスの中で会話しているオバちゃんの放った何気ない言葉、テレビの中のあるシーン等,沢山あります。常日頃、何かを求めて行くという姿勢が教えます。
僕は、占いの象意を占い鑑定の中で、良く見つけます。「ああ…こういう象意も考えられるのか、なるほど」と一人で悦に入ることもあります。
アポインターとしては、見つけたフレイズ”殺し文句”をすぐにメモして行く事をお勧めします。
例えば、<やるなら…今でしょ>は、<肌荒れや日焼け止めなんて、まだ早い>と言われたら、
<年を取ってくると、肌荒れとか老人性白斑などが必ず現れますよ>
「全部なる訳ないでしょ、なってない人もいるわ」
<そうです、なってない人もいますね>
<なってない人は若い時から手入れをしていましたよ>
<いつからです…って>
<今でしょ、やるなら今でしょ>
このように、”轟の言葉”を常日頃から探しておいて、その言葉を発する時、相手の状態に合わせて雷鳴の如く言い放つことが出来るのが”あなた”です。



転職、転職ど考えず、この仕事が転職ならず”天職”なので、声の調整、話し方、イントネーションなどを考え直しては如何でしょうか?
お友達のHさんも今はベストファイブにランクインしていますが、彼女も良く泣きながら電話がありましたよ。
鳴き声を調整しながら、今も頑張っていますからね。



最後まで読んで頂きありがとうございました。

