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真面目に働く”二黒土星”(じこくどせい)の性格と運勢による特徴とは? *039

目次

二黒土星の性格とは、どんなですか?

大地の道

土星の中でも、養育、滋養、育成と言う役目がある星です。良く働き、真面目に物事に取り組む人が多いですね。この二黒の人達がいなければ、物事を基礎から組み立てる事は出来ないでしょう。

それに、知識欲が旺盛で、”何でもよく知っています”。星のロマンを語りはしませんが、自分の中には取り込んでいます。現実とロマンのバランス調整が取れている人達です。自分の出世よりも、人の出世を嬉しがる…星なのです。

人が、相手が、部下が伸びて行く事を喜んでいますが、恩義を忘れた人には激しい攻撃を仕掛けます。助けてもらった事を絶対に忘れず、貢物と言う形で気持ちを、感謝を怠ってはいけません。

それでは、二黒土星の説明を致します。

1  性格二黒土星
五行土気
色彩黄色(黒の中に黄色を帯びている)
味覚あま味 うま味
季節夏の終りから秋の始め
7月 文月 小暑→大暑
形状平たい物   平面的
数理5,10, 15 25 50 100
十干丁 庚
12支未 申
時刻午後1時→ 3時→ 5時
八卦  総てが、三陰の爻  ※無の極み
方位西南60度
2 人事   ※2番手、脇板、セカンド、専務、部長などの立場が良い
皇后,妃,女官母  祖母  祖祖母副社長,次席老 婆
婦人大 衆脇板 専務 次席
3 人体
脾 臓胃 癌黄 疸
腹 部腹 膜胃下垂 胃拡張イボ(疣)
下痢,便秘肩こりシャツクリ
右手溜飲 (胃酸過多 )ニキビ,ソバカス不 眠 症
4 現象
温厚用意,周到
母,老婆,主婦貞節勤 勉準備中
大地忠実蓄 積相談中
迷い努力飼 育
丁寧※争い避ける倹約※ポイントに関心従順※納得すれば従う致役※良く働きます
5 地理
地 球農 村 田 舎寝 所 ,寝 室炉 (いろり,ろ)
平 地埋 立 地押し入れ工 場
公 園墓 地土 間ベッドルーム
運 動 場平 家 (古 家)壁 物 置田 畑
6 事象
木綿織物寝 衣 (パジャマ) カーペット重 箱 ランチボックス
中 古 品盆,膳 トレー碁盤 将棋盤 オセロ火 鉢, 灰 
7 飲食
玄米白等の米米穀大豆,小豆  煮豆 つみれそば(蕎麦)
8 動物
牝馬牝丑土蜘蛛 つちぐも
山 羊蟻,あり
9 植物
樹 幹春の七草苔   蕨 なずな黒柿 くろがき
10 雑象
1 ☷ 陰の爻,三陰を持ち坤卦とする 定位は西南、未、申の方位
乾の男に対して坤の道を女とします。 万物これ皆”養う”。 致役として”従順”。
2  無 とします無の影響を受ける。無にさせる力が沸き起こる。
無にして無にあらず,無形の中に,大きな支配力の”有”があります。
3  生産。
二黒正象の『育成』から,生産,の暗示を伴う。
二黒同会すれば働く中に,生産の意義を知る。二黒に同会された時,働かされる。
4  営業。
二黒の営業は七赤の採算性を優先し,損して得を取る,のを四緑の営業とします。
二黒の営業は,徳をして利を築く為,利にならぬものは斬り捨てます。
5  老婆
二黒の老婆は,大地のうねりのシワを伴い,男のシワには『戦いの片鱗』を覗かせる。
本命二黒は,『老婆心』が働き,面倒見が良いのもあるが,相手によれば嫌がられる。
6  胃腸
胃腸は栄養の吸収原。食物を咀嚼して,栄養の吸収をはかる
家族に於いて,女房,母,妻,の振舞い方次第で明るくもなり,暗くもなる。
7  大衆
三陰の卦は,三陽の君主に対して,民衆,大衆,庶民,平民,労働者という意味がある。
二黒の大衆は,磨いて極まれば,天の六白に値する価値が潜んでいる。
8  低級品
高級品の六白に対して二黒を低級品と位置づけ,価格の安さを暗示する。
9  古い物
二黒の本命は,流行を取り入れるのに,『ワンテンポ遅れる』。
世間が流行を受け入れた後に,やっと,その価値が理解できる。
10   大地
『坤為地』の大地で,二黒を大地とする事は『公然の理解』。
地球の六白に対して,海を一白に配し,陸を二黒の大地とします。
11 本命が二黒同会の象意
* 心身の変化が起こる起こさせられる。
*商売,事業が伸び悩み、現状維持の思考となる。
*余分な事,余計な苦労を受けるのは、打開策に信念と定義が不安定。
*従来からの持病が再発,ぶりかえす

二黒土星の運勢とは、どんなですか?

まり子さん

妻、母、祖母、など女性の星なんだね! 夫を支える立場に、いつもいるのが二黒土星……。私みたい!

二黒土星は晩年運、☷三陰の爻で、生涯を陽の当らない陰で過ごすのか…と思われる人もいますが、<陽射しの強い所に出ると弱まってしまう…>と理解してください。

大地の二黒が一番良い所は、適度な湿り気があり、温かい黒土がもたらす芳醇な養分がある処です。人の生活で言うならば大広間の座敷ではなく、台所の流し台で調理する処です。愛情込めて、料理を作る、まな板のある処なんです。

運勢も同様な動きが働き、畑仕事、調理場、工場の機械の前、事務所もデーター入力や、積算の仕事場など、他の星の人達にとっての<基礎>となる空間からの出発となります。

華々しい世界を横目に見ながら、コツコツと働く運勢で、人によっては<嫌になる>感情が高まり転職する人達も多いです。上手く行けば良いのですが悪くなると、<挫折感>を覚え、自己否定に走る人も多いのです。

二黒が二黒として生きる為には、二黒象意の☷坤である三陰の爻を逆に活用します。☰乾の 三陽の爻に従い、女房役や参謀役として二黒の能力を発揮させることが、二黒の運勢を最大限に開拓することが出来ます。

表に立つより、セカンドとか裏方の立場は実力も必要です。主たる長の元にて初めてその実力が発揮されます。

板前ならば、花板の側で補助する脇板、看護師の側で助ける看護助手、ケアマネを支援するサービス提供責任者など、“二番手”の活躍場所はあらゆる所にあります。

二黒は晩年運、晩年になると今迄の努力が蓄積されたものが確実に開花します。焦らず、慌てず、コツコツと自分の描いた目標に向かって進めば、緩やかだが、確実に自分の夢が達成されます。

しかも形として結実として現れる運勢ですので、<やけにならない> <諦めない>ことを忘れないでください。

二黒土星の特徴とは、どんなですか?

一白の海に対して大地の二黒、滋養養分が豊富な黒い土。農家のネギ栽培で赤土よりも黒土がネギ栽培には好まれています。根の張り具合が丁度良いのだそうです。

二黒は人間においては、知識、博識、経験、体験が黒土なのです。

肥しの効いている大地から、植物は勢いよく成長します。二黒人物は古いモノ、歴史、言い伝えなどの伝承や因習に非常にこだわりがあります。

それらの中に自分の求めているものがあると思っています。

あなたの求めるものは、未来ではなく過去にあります。

古代遺跡への関心、古文書、神社の縁起など、新しい所よりも古き所に求めているものがあります。祖霊が見つけ切らなかったものを見つけたくも思っています。

未来を見つける三碧に対して過去に答えを求める二黒と理解して下さい。

物事を、植物を成長させる力があると言う事から、”二黒は人も育てます”。二黒土星の人と生活を共にして行くと、成長発展の暗示効果が伝わり、出世街道を登り始めます。

出世する人は二黒土星の洗礼を受けて、飛び立つと考えても良いです。

二黒土星は”教わり上手”の象意が強く、教わりながら教える事で、荒波の人生を渡って行くのです。

またね!

最後まで読んで戴きありがとうございました。

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大地の道

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