本命の<生気>だけが最大吉方ではないのですか?
例えばAさん、本命八白、月命二黒、日命五黄、の場合、本命の八白は土性だから、火→生→土から、火が生気となり、九星変換すると九紫火星となります。
Bさん、本命四緑、月命九紫、日命九紫の場合、本命の四緑は木性だから、水→生→木となり、水が生気となり、九星変換すると一白水星となります。

本命、月命、日命、が持っている本来の意味って…?
本命は<体>とします。身体の体であり、人体の体で、行動とか、”現実の動き”とします。
月命は用とします。<心>であり、気持ちです。本命の体を支えている頭脳とかブレーンです。
日命は、<霊>とします。細胞の極細である”素粒子”みたいなものを想像してください。
僕は、これを占いの、<霊心体>と呼んでいます。相撲の世界の心技体と似ていますね。
本命だけを見て火→生→土で九紫火星と断じても良いですが、
心も魂も後押ししてくれる関係が判れば、もっと素晴らしいものですね。
Aさんの場合は、本命、月命、日命が土性だけでしたので、
最大吉方は火→生→土から九紫火星と直ぐに判断できますが、
本命、月命、日命が別々の場合などは、少し考えますね。



星が別々の場合は…?


初めに四緑と七赤の生気を求めます。
左図を見ながら考えましょう。
四緑は木気、助けてくれるのは水気。
例題として、本命四緑、月命七赤、日命二黒の場合の最大吉方の出し方を勉強しましょう。
四緑の吉方として、水→生→木となり、まずは水気を押さえます。
次に四緑と七赤の吉方は、水気の一白水星となります。
日命が二黒ですので、土と水の最大吉方として、土→生→金として、
金→生→水からも金気の六白と七赤が最大吉方となります。
本命だけの吉方よりも、身も心も魂も充実感があると言う感じが、
最大吉方ですね。
星が重なった場合の最大吉方はどうするのですか?
| 日命(日盤) | 月命(月番) | 本命(年盤) |
| 八白 | 八白 | 三碧 |
この場合、三碧と八白の生気は取らず、三碧と七赤の最大吉方を取ります。


八白と八白の場合、先天盤の八白の対冲を見ると、八白の対冲には七赤があります。
星が重なった場合は、先天盤の対冲に変化すると言う占いの約束事から、七赤に変化します。



何でなの…?
占い業界では、諸説ありますが、僕なりに考えますと、<点対称>という考えが納得いきます。
八白の対冲と言うか、裏側に七赤が、ねじ曲がりのクロスポイントでひっくり返るのです。
三碧も四緑も二黒も皆、反転します。というか、”極まる”と言う考え方が正しいです。



極まる…つて、判り易く説明下さい。



“老陰老陽”と言う考え方です
⚊ ⚋ と言う記号を見たことがありますね。⚊は陽を示し、⚋は陰を現わします。
☰ 12 ☷ 天地否という八卦の元になるものです。
易の考え方として、初めは混沌とした☷陰のの世界だが☳一陽が現れ、☱兌に成長、
そして三陽の☰の陽になるのです。
陽になり切った時、同じ陽でも、震の<初陽>ではなく、成長しすぎた<老陽>と見ます。
これが、極まる、極めると言う言葉で現わされます。
頂点を極めるの頂点ですが、その時、老陽には陰の兆しが始まっており、
老陽には初の陰が潜在していると解釈します。
この事は、陰陽説を貫く毅然とした教えとなり、陰陽のマークを思い出してみて下さい。
あのマークが陰陽をハッキリと表しています。


黒の陰には白の陽が潜んでいる。
陰が極まれば、陽の気持ちが動き出す。
白の陽には黒の陰が潜んでいる
陽が極まれば、必ず陰の気が動き出す。
この様に、陰には陽が、陽には陰が潜在的にある
これが陰陽説の極意と言えます。
戦争の中には平和が、平和の中には戦いが潜んでいます。
男の中には女性が、女性の中には男性が潜んでいます。
社会には家族が、家族には社会が蠢いています。
どうですか…いろいろな物を提案して、自分なりに陰陽を配当しては如何ですか?



易では老陰老陽は<之卦>と言って64卦に変化を当てますが、詳しくは”易経”の講座で話しましょう。
極まるとは、到達するが、すでに次の使命が届けられている
終着駅は始発駅、始発駅は終着駅とでも考えられますね。
終わりは、始まり、始まりは終わり。
何だか、禅問答になりましたね。判り易く説明するのも難しい。



最後まで読んで頂きありがとうございました





今日のひと言
“吉凶同より生ず”とあり、何事も動く事から始まるのが時の運ですね。
動かなければ、吉も凶もありません。
この吉凶の作用を方位に転嫁したのが、方位学です。方位には、その方位の力があります。
東には東の力が、西には西の力が漂っています。
勉強できない人が、勉強が楽しくなる方位を使えば、勉強も楽しくなります。
ただ、その方位の使い方が難解なのです。
東の三碧を使いたくても、年盤では、七赤が来ており、
七赤と三碧との相剋を見れば、一目瞭然。そこで、目的、占的、に応じて
日にちと時間を調整して三碧の象意を取り入れます。
動く時は、障害障壁が必ず立ちはだかる事を念頭に刻み込む必要があります。
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