九星気学は奇門遁甲から生まれ、園田先生のご尽力の賜物ですが象意を語るには易経の観察も必要です。八卦の姿形から感じるモノがあります。

彼からのプロポーズがありません! ★241

  • 彼からのプロポーズがないのです。
  • 今のままでは、彼からのプロポーズはありません。
  • 結婚はうまく行くでしょうか?
目次

彼からのプロポーズがないのです。

椅子に着席後の第一声でした。

彼女の星は二黒の本命で、働き者の性分のようです。

彼との交際は3か月、よほど彼の事が好きらしい。

三か月では…まだ早いのではないですか…?

そんな事はありません。彼も私の事を好きなんですから…

この彼氏さんの星は、四緑木星、爽やかさを感じさせる好青年とみられます。

白い歯が綺麗で、笑うと素敵な笑顔な人ですね!

そうなんです…、可愛い…んです。どうして? 先生、見えるの?

快活で明朗、歯切れの良い会話力、仕事もバリバリ…という彼の生活ぶりを語ると、

嬉しそうになって、前のめりの姿勢となってきました。

何を言われても、快活に話す彼の姿が目の前にいるような気がしました。

でも、どうして急ぐのですか?

早く、早く一緒に住みたいのです。

彼女は二黒と言う星があり、母性本能が強い女性

彼女は彼に首ったけ

彼女の仕事は介護の仕事、仕事時間は、お互いが不定期となりデートもままならない。

これらの事から、彼女に問いかけました。

「もう、すでに同棲していませんか…?

実は,同棲しています。
同棲しているのに、彼からプロポーズがないのです。

二黒の彼女は、勝手に絵を描き始めていたのです。二黒と六白に起こりうる象意現象です。

冷静沈着な状態では、こう言う事は決して二黒は致しません。

好きな彼氏が現れたから、感情が盛り上がったのかもしれません。

気持ちは,判ります、判りますとも…。

これは、”二黒の先走り”といって、
二黒特有の”思い上がり”です。

今のままでは、彼からのプロポーズはありません。

僕は彼女に静かに伝えました。

彼は受け身の人、彼からのプロポーズはありません

彼は、四緑木星、二黒土星のグループに属して、積極的に立ち振る舞う事は致しません。

相手の動きを見てから自分の考えを貫くという性分です。

営業仕事なら、得意先の気持ちに寄り添うので実績も上がります。

結婚も自分から言い出せない事が多く見られます。

自分の事よりも相手の事を先ず先に考えるのです。

相手の幸せを考える…と言うことは、あなたの気持ちを最大限に大切にしている…

と言うことになります。

あなたの事を大切に思っているから、プロポーズができないのです。いい人ですね…。

そうなんです…では,どうしたら良いのですか?

この人のプロポーズは、いつまでもありません。貴方からプロポーズを誘導しましょう。

  • あなたの気持ちは何も言わなくても判ったわ…このまま、先に進めるよ…。
  • 私の気持ちとアナタの気持ちは同じだね…、だから、この紙を読み上げてよ…      (僕と結婚してください)
  • これからのケジメとして、今の気持ちをキチンと言葉にしてください。

机の上で私の言葉をメモ書きしている姿に彼との結婚を待ち望んでいる気持ちがありました。

ご両親が同棲していると知ったら驚きますよ…

はい、父がとても厳格で、彼の事を知れたら、何をされるか、不安です。       でも彼と結婚したいのです。

  恋愛、同棲、結婚、出産、の事を彼女と問わず語りに話し私は、一つの提案をしました。

まずは、あなたの実家の仏壇か、墓参りに行って、ご先祖様に「彼と結婚したいのです」と報告してください。                              お墓の場所ならば、靴下脱いで素足でカロートの上で立ち、お参りしてください。  蝶々か蜂が飛んで来たら、先祖様に聞きいられたと思いましょう。          次に、彼の家の仏壇か墓に行き同じような事をします。               ポイントは、両家のご先祖様に許しを請うという考えなのです。           恋愛は、当人同士、結婚は両家の力が動きます。

そんなの関係ない!

そういう考えだから、あなたは離婚します、不倫もします、病気にもなります。

両家のご先祖様が結婚前に合格か、不合格を何らかの形で告げてくれます。

先祖を敬うことは、罰は受けません。功徳となります。

結婚はうまく行くでしょうか?

同棲の価値観を必要と言う人と、否定する人があります。是非の議論はしません。

結婚は樹木で言えば子供の枝分かれで家で言えば分家となります。

僕は、分家となっても、本家でも、

<信仰心>の有無が家族の始まりとなる、結婚には大切かと思います。

神様でも、お寺でも、宗派は問わず、新興宗教でも、

キリスト教でもイスラムでも構いません。

占いでは解決できない問題にぶつかる時があります。

そんな時、神様、仏様、の信仰心が3っのヒントを与えてくれます。

閃きとか、アイデアと言うものかもしれません。

ただし、僕は、霊感とか霊視と言うものには、素直に入れません。

まして、除霊などと称して、非人間的な行為を迫られることなど言語道断。

先ほどの娘さんも墓参りとか仏壇に手を合わせることから、

信仰心が芽生えてくるかと思います。

宿曜経の占術で、この二人の関係は<栄親>とあり、

仲睦まじい家庭を作られるかと思われます。

鑑定所を帰られる時、振り返りながら、またお辞儀をしていました。

最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました。

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