占いは"うらがない"……この世は裏があります。だから表だけではなく裏側の姿を考えなければなりません。表と裏を繋ぐのが、"占い"です。

一白の月は、どんな事が予測されますか? ★235

目次

中宮月の九星象意を読み取れば、中宮月の予測される象意も自ずと現れます

  • 健康問題が浮上する
  • 縁との出会いと女難の相
  • 散財と和合の必要性

①健康問題が浮上する

<生命>という象意が強い一白中宮時は、

六白が暗剣殺を被ります。

六白は<健康><心臓><動力>と言う象意があり、健康に暗剣殺が被りますので、

健康問題と言うのを南に座している五黄土星の力で九紫が見つけてくれるのです。

<天子は北に座して南の神を敬う>とあり、南と北は一白の<糸>でつながっています。

南北を鑑定するときは、<精神>とか、思考、目指すものとがありますが、

<健全な精神は健全なる肉体に宿る>とも言われていますように、

頭でっかちだけですと健康が衰弱されるということを言わんとしています。

この図の一白は南の五黄が熱帯の島を感じさせているのに、

北の六白は北極海に浮かぶ流氷の塊を連想させます。

一白がいる中宮は五黄土星の本籍地、一白の生命の不安定さが偲ばれます。

こういう状況ですので、何らかの<健康問題が必ず持ち上がります>

②縁との出会いと、女難の相

縁談と婚活…?

今時、<縁談>という言葉は死語化しており、

<婚活><婚活アプリ>が盛んですが、人と人との出会いは<縁>が持つ力なのです。

得意先との縁、先生との縁、先輩、部下、親戚の縁など限りがありません。

この大事な<縁>というものを占いでは「四緑の縁」として大切にしています。

先ほどの一白中宮の図形を見ると、その四緑は八白定位の艮宮にきています。

つまり、今まで縁が無かった人も、何かの縁がつながるかもしれません。

この図形を深読みすれば、四緑定位に九紫火星が遁甲しているので、

何らかの形、結果として現れる事でしょう。

そして中宮の一白が<始まり>として祝福しています。

初めは、ぼんやり状態の<縁>ですが、流れが生まれれば、通い合う暗示は強く、

一白は胎児の<えな>を紐としてつなごうとして来るのです。

良いですね…僕にも”縁”を付けてください。

<色情の縁>と言うのも頭を持ち上げてくるのが、この一白中宮月です。

本命が北に来た時が色情の縁はピークになりますが、中宮時は、始まる可能性が強いです。

ただ、五黄の破壊力で色情の縁が立ち消えることもあります。

まあ、程度物と考えてください。

この色情の縁は色情の因縁という話に結び付き、

少しばかり深いものが継続されていますが、

複雑な因縁話となるので割愛させていただきます。

一白中宮時には、男性は<女難の相>を受けやすく、不倫に気を付けることです。

女性は、年齢差の大きい人との交際をする機会があるかもしれない…と

自覚、深追いしてはなりません。

女性は、心理的にも対外的にも内向的に走りやすい…というのもあります。

できるだけ内に留めないで、誰かに話すことです。

占い師さんに話しても構いません。そのアドバイスを聞かなくてもよいです。

内に貯めない事だけでよいのです。

③散財と和合の必要性

貧乏神…?

<一白は貧乏神>とよく言われたものです。

占いの勉強を始めたころ、師匠の先生の口癖でした。

一白の、寒い、冷たい、困窮、紐、堕胎、池、沼、そして幽霊などの象意が

先生の口癖となったのでしょう。しかし、一白の人たちが、

生活困窮ばかりの人たちとは言えません。裕福な人も…それなりの人もいます。

僕は思うのです。一白は<いろいろな色に染まりやすい>と感じますが、

本質は生命力あふれた筋が通っている人と思えるのです。

<水は方円の器に従う>で、貧しい姿を見せますが、

本質は<気品の高い>人たちだと思います。それだけに、人との和合を、

どう取ったら良いかを考えることが多く、なかなか自分本来の姿を見せません。

酒宴の席で愛そう良く振舞ったりするのも、散財しているように見せるのも

一白の世渡り上手からなのです。このように一白中宮時には

酒に関する象意が出てきますが、酒宴の席で無礼講はない…と言うことを

肝に念じる必要があります。表に出さないが、深く根に持たれることが無いように、

一白中宮には、気持ちを、信用を、お金をなくしてしまうことがゴロゴロと転がっています

最後まで読んでくれてありがとうございました。

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