
- 門前の小僧
- 意識が変わると目標が近づく
門前の小僧
鑑定処には様々な人たちが出入りしています。昨日、立ち寄った娘さんが”動き”始めました。

動き始めた…って、なにが?
その娘さん、いつも鑑定所にきて、鑑定はしません。
鑑定所にきて、雑談している人たちの話を聞いているだけです。
話の輪の中に入ることもありません。
娘の彼女が大の大人の会話についていける話術もありません。
でも、必ず毎週土曜になると、いつの間にか、話の輪のそばにいます。



聞き耳を立てているのですか…?
そうですね…私の耳はロバの耳…てな感じですね。耳がダンボ、ダンボ…は古いですかね…。
相談に来る人たちは、占いの相談もありますが、
「ふれあい」をも求めてきている気がするのです。
その娘さん、21歳を仮に”あられちゃん”と呼ばせてください。
眼鏡が赤いのです。
あられちゃんは好奇心が強く、あっちの話にも、こちらの話にも、
紅茶のペットボトルを持ちながら、移動しています。



今のままでは発展がない…まずは語学の勉強だよ!
自分の主張を話している彼は、転職相談に来ています。
鑑定までの待ち時間を利用して、次の人との会話の中に、
ひょっこりと、あられちゃんが首を出していました。



英語も、中国語も良いけど、まずは韓国語だと思います。
彼の話によれば、韓国の世界経済進出率が高く、
今後も成長が期待される…
そして、何よりも焼き肉の本場だし、キムチもうまく、
日本からの渡航時間が近い。
美容整形もできるし、何といっても韓流スターが多数、出ている国だよ…と
力説されている…らしい?。
彼の対面している、鑑定待ち人は、IT関連の会社に勤めている。
同業者同士の会話が、会話を産み、世界経済の行く末を案じているようです。
二人の会話の中に、入ることはできませんが、両方の話には、頷き、相槌をうっています。
鑑定の順番が来て、話は流れますが、
“あられちゃん”は、今度は、介護をされているという
ヘルパーさんたちの話の輪の中に、移動しています。この移動の仕方が、面白い。
トイレに行き、帰ってくるときに、次の輪の中のそばの椅子に座るのです。
何気なく、すんなりと溶け込むのです。彼女だけにできるオーラが出てくるのでしょうね。



立ち上がる時、ブレーキをかけ忘れたら…倒れちゃってさ!
<えーっ、うそっ…大丈夫だったの?>
「肩で支えたわよ!」
<ヒヤリハットだね>
あられちゃんには、ヒヤリハットが理解できない様子。
一緒に笑ってごまかすしかない…。



仕事は大変だけど頑張るわ…あなた、テレビは何見るの?
<チャゲの誓よ…いよいよ、結ばれる日が近づくのよ…>と話すのは、BSの録画のようだ。
<私も、韓国に行って、あのシーンのところを歩いてみたいわ…>と話される。



なになに…韓国!
あられちゃんの耳が、ピクピクと動きます。
そっか…あの夕日にたたずむ…あの二人の、あの場所に行けるんだ……
さっきの話と結びついてきたわ…すると、思わず、その女性たちの輪の中に飛び込みました。
「韓流映画っていいですね…大好きです」と、身を乗り出しました。
門前の小僧、経を読むの如く、意味も文字も知らないけど、
何となく理解する、わかってくるものがあるのです。
環境が、周囲が自分を作り変えてくるものですね。
“あられちゃん”、がんばれ!
意識が変わると目標が近づく
翌週の土曜日、あられちゃんが珍しく一人で本を読んでいます。



「ほう…何の本なの…」
<韓国語の本です。韓国語を勉強しようと思っています>
僕は以前、あられちゃんを鑑定した時、
<本を読みなさい、本の中の先生と話しなさい>といったことがありました。
雑誌でも、新聞でも、文庫本でもよいですから、読んでみることです。
いつも、相手を攻撃ばかりしている、あられちゃんには、”ゆとり”が感じられませんでした。
今日の、”あられちゃん”は、目が輝いていました。
韓国語を勉強したい…という意欲が彼女の身体にまで浸透したのです。
文字通り、人は、自分の意識が変われば、相手の環境も変わる…ということです。
相手を変えるには、自分が変わらねばならない…という事でもあり、
意識が変われば、意識を高く持てば、自分も変わり、
自分も高いレベルの人間になるということです。
この意識を変える…象意が八白土星の力、神通力とも言えます。
まずは、韓国語の習得を目指して、あられちゃん、がんばってください。



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