六十干支、壬戌(みずのえいぬ)の男と女、その性格と特徴による運勢は? *128

六十干支、壬戌(みずのえいぬ)の<男>、その性格と特徴による運勢とは?

壬(みずのえ)は”トップに立ち上がる”と言う意味がある象意の強い十干です。<頭領運>と言って、組織の頂点に立ち上がれる運気がある人達は、この<頭領運>を保持しています。

壬寅の場合は、壬の頭領運に対して12支の寅の作用と言うのを推測して見るのです。12支の寅は木気の陽で成長力も旺盛で、グングンと力をつけて上へ上へと伸びて行くのです。

寅の方位には貯蓄を意味する蓄財の星が大きく作用するので、大きな野望、野心、目標と言うのがあり、10干の壬(みずのえ）には大海という暗示もあり、<欲望の塊>が大海の海原で渦を巻いている状態と考えられます。この丑と寅の方位に鎮座されているのが<虚空蔵菩薩>と一般的に言われているのも納得できます。

このように考えると、壬戌(みずのえいぬ)は寅の虎に対して、戌(いぬ)の犬(いぬ)ですから、”俊敏な動き”として捉えることが出来ます。犬は動きだけではありません。とても強い嗅覚があり、その嗅覚で獲物を探り当てるのです。

これらから、戌は犬で、”獲物を探る動き”と言う象意が現われてきますね。

壬(みずのえ)の頭領運と戌(いぬ）の”獲物を探る動き”が融合すると、何かの目標、目的を求める為にとか、何かを探る為に動き始める…という象意が成立するのです。

壬戌(みずのえいぬ)が人物の場合、この象意は大きな意味で言うならば、アナタに与えられた天命とも言われ、アナタにとっての使命感にも結び付くと言われています。

壬戌(みずのえいぬ)(男)の性格と特徴

1	楽天的なのだが，物事のケジメを，ハッキリとつける。
2	艱難辛苦の状態を乗り切り、泣き言を言わず自分の弱みを見せない。
3	おだてに乗り易く、グループの長としても担がれ易く，本人もその気になってしまう。
4	束縛を嫌い，やる事為す事に，何となく<カド，ツノ>があり、嫌われる素因。
5	気持ちは気高く<青雲の志>。慈善心と慈愛心に富む。
6	本人も気が付かない<博学>であり，強烈なる運気を温存している。
7	自己暗示にかかりやすく，何事にも狂信的で夢中になる。
8	<色情の難>を受けやすく埋没しやすい。色恋は慎重に。
9	仕事、趣味、どの世界でも、頭角をあらわす。
10	夫婦縁悪く妻以外の女性。体裁を繕う仮面の夫婦と家庭。
11	群れに群がらず，広野を流離う一匹狼が良くて，組織の一員には向かない。
12	資格，技術，免許の取得が，<一匹狼のキバとなる>。

壬戌(みずのえいぬ) の <運勢>とは? 寅の運気 <丙辰 丁未 戊辰 己未 壬戌 癸丑>

1	大言壮語する割には気が小さい。
2	気性はきついが慈悲心がある。
3	自尊心強く体裁重視，常に主導権を握りたがる。部下から慕われるが上司は嫌がる。
4	勝ち気で独立独歩，依頼心は無く一流，一番を求める。
5	<気取り屋>は妻にもあり，夫婦の間が表面的になりやすい。心の交流が薄くなる。
6	<早婚型>。妻には自分の物として、言う事を聞かせようとする。（趣味，意見）
7	コツコツとした仕事には不向き，部下を上手に使ってポイントを押さえるのが得策。
8	一人でやりぬく気性と気迫は実業家の星。愚痴はこぼさない。
9	人の好意を素直に取らず，自分が病気になっても弱みは絶対に見せない。
10	頭を押さえられるのを嫌がるが妻は押さえたがる。妻の反抗受ければトラブル必須。
11	腸，胆のう，肝臓，神経痛の病気には注意する。
12	物腰柔らかで気品がある。
13	向こう見ずなエネルギッシュに溢れている。

壬戌(みずのえいぬ)(女) の性格と特徴による<運勢>とは?

壬戌(みずのえいぬ)(女)の 性格と特徴

1	流行に敏感で，中身よりも，体裁を重んじる。
2	客観性が欠落，自分の好き嫌いで物事を判断する。
3	色気無く，魅力に乏しい女。
4	自由な空間を求めるが，主婦としても，それほどには，向いてはいない。
5	ファッションセンスは抜群，この良さを生かした仕事が適職。

壬戌(みずのえいぬ)(女)の運勢 寅の運気 <丙辰 丁未 戊辰 己未 壬戌 癸丑>

1	自我強く，自分がリーダーシップを取らないと気が納まらない。
2	派手で見栄っ張り。自分を恰好良く見せる。人に頼らず男勝りの言動で、やりぬく。
3	夫に不満を持ち尻に敷くが，経済観念は皆無。人からのお節介を極端に嫌う。
4	偏屈で人に従えず，文句ばかりを並べ立てるがトップになる資質がある。
5	晩婚型の方が幸せになる。早婚の場合，夫の意見に従わず夫を扶養しない。