
九星が九宮に遁甲して同会した時の象意と現象を知りたい <乾宮>
- 中宮(五黄)に同会した時の象意と現象の捉え方とは? 204
- 乾宮(六白)に同会した時の象意と現象の捉え方とは? 205
- 兌宮(七赤)に同会した時の象意と現象の捉え方とは? 206
- 艮宮(八白)に同会した時の象意と現象の捉え方とは?
- 離宮(九紫)に同会した時の象意と現象の捉え方とは?
- 坎宮(一白)に同会した時の象意と現象の捉え方とは?
- 坤宮(二黒)に同会した時の象意と現象の捉え方とは?
- 震宮(三碧)に同会した時の象意と現象の捉え方とは?
- 巽宮(四緑)に同会した時の象意と現象の捉え方とは?

同会した星の特徴と、遁甲先の宮の特徴を掴んで下さい。
乾宮(六白)に同会した時の象意と現象の捉え方とは?




左図は後天盤定位の図、右は九紫中宮の図で前回204の記事の一白が乾宮に同会しています。
乾宮は六白金星の定位の場所で、八門遁甲では開門と言われている場所です。
乾宮は動き回る場所で、ジッとしてはいられません。
“動いて止まず”の象意で、八卦も三陽の爻、陽の気が初爻、中爻、上爻を現しています。



同会した宮の象意を読み取る事が大事なのね…
仕事運を観る場合は、仕事に関する象意を読み取るのです。
“動いて止まず”から、忙しい、のんびりはできない、慌ただしい…の象意が出ます。
乾は天とするので、天命を授かるかもしれません。
天を高級と解釈、高級な品物との仕事があるかもしれません。
このように、遁甲先の、宮と、九星の象意を、先ずは考える事です。



次に、遁甲した星との関連を推測します。
一白水星が、遁甲したのだから、五行では水。
六白は金気の作用で、相性では金➡水で相生。つまり良好な関係を想像できます。
金銭運を観たい場合は、決して悪くない。
金銭運の宮として、七赤定位に二黒が回座、コツコツとした仕事が忙しくなり、
東の三碧が新規の顧客を見つけてくれるので、七赤の金銭運も向上する…と読みます。
乾宮に飛び込む一白も、今まで滞在していた中宮の五黄土星で、
土に水分を取られっぱなしだったが、今度は金属の器があるから、蒸発はしない。
安心して、過ごすことが出来る。この象意が、乾宮の守護本能を満たしてくれるのです。
闘争の星とか、闘いの宮ともいわれる六白の場所ですから、競馬、競輪なども良いです。
一白だから、ボートレースなども参加しては如何でしょうか?
乾宮に回座した時は、ジッとしてはいけません。金運も逃げて行きます。
思い切り良くレースに挑戦して行く事で金運も上昇。今、乾宮に回座した時がチャンスです。



飛び込んだ星の定位との関連を見ておく事も大切です
飛び込んだ訪問先の乾宮が現住所とするならば、飛び込んだ星の定位は本籍地です。
いつかは帰る処なので、状態は常に把握する必要があります。
北の一白には五黄殺、自らの失敗が命取りとなるので、
物事の流れを止めない様にする必要があります。
当然ながら南の四緑が暗剣殺なので,公難に注意、スピード違反で捕まる…事もありです。
北の五黄は睡眠不足か、眠れなくなることが予測されるので、車の運転には要注意。
このように、自分の星の訪問先と本籍地となる定位の象意をしっかりと掴む必要があります。



そして、最後に中宮の星との関連を読み取るのです。
九紫が中宮で、九紫が八方塞がりとなります。
九紫象意の弱い部分が出て来ます。いつもの九紫の姿が無くなります。
南に四緑暗剣と中宮の九紫が言わんとする事は、
警察、官僚、税務署などから露見の作用が起きて来る…と言う暗示が強いのです。
遁甲先の宮との関係、飛び込んだ星の定位の様子を知り、
中宮の星の動きを読み取る事で、遁甲先に同会した星の行動や感情を読み取るのです。
何を読み取るかは、各自それぞれの課題を整理して、
出来るだけ具体的なアドバイスができるようになりたいものです。
最後に一つ、乾宮同会時は、どんな星でも浩然の気が強くなり、
何事にも太っ腹になり易いので注意が必要です。



最後まで読んで戴き有難うございました。
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