辛亥(かのとい)と書いて、中国では”しんがい”と読みます。辛亥(しんがい)と言へば有名な”辛亥革命(しんがいかくめい)”が歴史の勉強の中で思い出されますね。
中国の孫文が当時の国家である”清(しん)王朝”を倒して中華民国を樹立した年が、辛亥であり、それにより現在の中華人民共和国へと繋がっていきます。
辛は五行では金気で闘争本能が非常に強いので亥の思想、見識、中心核などを支えに挑戦的になるのです。何かの立志、思いを貫徹するには辛の闘争本能を必要とします。
庚も闘争本能があるのですが、”表面での戦い”であり”武力闘争”とでも位置づけられるのですが、辛は”潜在的闘争本能”と解釈され、”精神的な粘り”が庚よりも、はるかに上回るものがあります。
孫文も、何度も投獄されたり、亡命したりもしておりますが、決して諦めたり投げ出したりはしなかったのですね。その根底には、”人々のしあわせ”への願いが、あったかと思われます。
この様に、辛亥(かのとい)には、忍耐、我慢、挑戦的、の象意があり、その事を相手に見せないが内心には激烈な炎が渦巻いていると解釈できます。
年の辛亥(かのとい)、月の辛亥(かのとい)でも当てはまり,勿論、日命でも合致する事が往々にしてあります。辛亥(かのとい)の干支が本命、月命、何処にあるかあるかで意味も異なりますが、何かしらかの、<使命とか天命>とかいうものを感じ取ることが出来ます。
辛亥の年には…、辛亥の月には…、辛亥の日には…今まで見えなかったもの、探していたものが見えるか…感じるか…する様な状態に出会う事でしょう。
天命とか使命感は頭にひらめくだけではありません。眼前の視神経を通じて現れる事があります。テレビのMだったり、通勤電車内のつり革広告だったり、ランチを食べている時に、ふと目にしたパスタの盛り付け…など、求めている人だけに教えてくれるのです。
天は自ら助ける者を助ける…と言われますが、目的に向かって突き詰めて行く人だけに天はヒントを3つ教えてくれます。これが開運となります。
辛亥と言う干支は天命に通じる不思議な力がある干支だと、押さえて下さいね。さっ…それでは辛亥(かのとい)の説明に入ります。行くよ…
六十干支、”辛亥(かのと い)”の<男>、その性格と特徴による運勢とは?
辛亥(かのと い)(男)の性格と特徴
“霊”と言うのは未来永劫に繋がっている…と言う考えなのですね、辛亥は解釈の仕方で変化すると考えましょう。
1 | <過剰タイプ>で、人の言う事を聞かず自分を押し通す。 |
2 | 強情で負けず嫌い,器用で得手勝手。自分の言いたい事をはっきりと言う。 |
3 | 自分の主張は絶対に変えない,引き下がりはしない。 |
4 | プライドが高く、もともと人の話は絶対に聞かない,聞こうとはしない人。 |
5 | 聡明,達筆,で統率力があり,<人の上に立つ能力を身につけている>。 |
6 | 学問を好み努力精進の人。相手を自分の心に入れさせない閉鎖的な面がある。 |
7 | 熱意と研究心で物事に対処するが、<仕事面で独自の分野を開拓するのが成功の道>。 |
8 | 他人や周囲の力を活用するのが吉。<自己慢心にふけるのは凶>。 |
9 | <霊的な心>,<霊を感じる>,<霊を統率する>,<霊の参謀役>。 |
10 | 家庭運悪く生別死別があり、表面的に良く見えても内容は異なる。 |
11 | 職業,住居が転転とする。 |
12 | 異性問題を起こしやすい 。 |
13 | 性的には愛妻家で精力抜群。 |
職業,住居が転転とする。
辛亥(かのと い)(男)の運勢 丑の運気 < 甲子 乙巳 庚午 辛亥 >
プライドの高さは丑の運気の人達、総てに通じるのです!
1 | 独立独歩の意気強く頭を下げず,人の忠告も聞かず,<強情短気で怒りっぽい>。 |
2 | 義理人情を大切に想うが,現実には不義理と薄情の行動を迫られる。 |
3 | 冗談とユーモア活発で周囲を退屈させない。よって<女性関係も活発となりやすい>。 |
4 | 男女共に,仕事も異性も、一つの処へ落ち着く事が出来ない性分。 |
5 | 親との縁が薄く同居していれば揉め事,いざかいが耐えない。 |
6 | 離れて親孝行がベスト。 |
7 | 家庭的にも孤独で家族とも縁が薄い。<仮面の夫婦の兆候があります>。 |
8 | 異性関係もだらしがなく結婚後も色情問題あり。多情多感の性。 |
9 | 長男,又は長男の役目を担い一族の繁栄が念頭にある。だが親の仕事を相続しない。 |
10 | 夫婦縁に変化あり晩婚を薦める。最初の子が女は夫婦縁吉,男なら離婚の恐れ。 |
11 | 健康面では体力壮健,腸,五臓の病気に注意。男=養子に行く,養子同然となる。 |
12 | 目移り気移り好奇心旺盛。持続性,継続性なく<流行を追うが万事中途半端に終る>。 |
13 | 仕事もやるが転職,転業の可能性多大。気位高く直ぐに飽きてしまう。 |
独立独歩の意気強い
人の忠告も聞かず
強情短気で怒りっぽい
六十干支、辛亥(かのと い)(女)の性格と特徴による<運勢>とは?
辛亥(かのと い)(女)の 性格と特徴
結婚も仕事の内…として割り切るのかしら!
1 | 勝ち気で向こう気が強く,自信過剰。 |
2 | 結婚よりも独身を貫き,仕事に生きた方が成功する 。 |
3 | 家庭向きではなく,夫の縁には乏しい。 |
4 | 元々が、浮気性の為,夫婦仲は良くない。 |
5 | 性的魅力には欠ける。 |
結婚よりも独身を貫き,
仕事に生きた方が成功する 。
辛亥(かのと い)(女)の運勢 丑の運気 < 甲子 乙巳 庚午 辛亥 >
女性の病気には、しっかりとガード必要よ!
1 | 夫に満足せず常に不平不満。だが夫は牛耳る。更に他へ色気を出し”妻のよろめき”。 |
2 | 一人の男,夫に満足しない。仕事に於いても二束のわらじを履きたがる。 |
3 | 仕事の第一線で活躍、晩婚相が強く(三婚相)。養子を貰う事により運気向上する。 |
4 | 咲き乱れる花のような自由な愛を求め続け、辛亥の女は晩婚が多い 。 |
5 | 流産,子宮筋腫,子宮癌など女性の病気を特に患い易く、<風邪を引きやすい体質>。 |
咲き乱れる花のような自由な愛を求め続けます。辛亥の女性は晩婚が多い 。
最後まで読んで戴き有難うございました。
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