対面鑑定を長くしていると、「この人に本当に参考になったのだろうか?」と席を立たれた後にいつも感じてなりません。占いには終わりがありません。

本命が二黒で、月命が四緑の場合は、どうなりますか?  (2-4) ★284

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二黒も四緑も<女星>、女性的センスが溢れています。

四緑中宮図

女星と言われている星が四緑と七赤があります。四緑は木星、七赤は金星です。

四緑は巽宮に属して、乙女のイメージがあります。

四緑が女星ですから、三碧を男星とします。とぃつても少年のイメージが強い男の子です.

金星にも、七赤の女星があり、こちらは女の子、少女と言われています。

更にと六白と言う男星がありますが、こちらは、壮年、熟年を感じさせる男性です。

三碧四緑との男星と女星との関係と、六白七赤の男星と女星の関係は、大まかに言えば、このような感じとなります。

男星と女星は他にはありませんか?

一白は男星とか女星とかに分類するよりも、若い人に対して、老人、高齢者と捉えます。

おじいちゃんと捉えるのが良いのは、おばあちゃんと言う星を二黒土星で見るからです。

一白の本命の女性の場合、おじいちゃんの女性と捉えますが、若い人に、そんな事を言えば、怒られてしまいます。

僕は一白の本命の若い女性には、<おじいちゃんの気持ちが通じ合っている女性ですね>とよく話します。

おじいちゃんと言うのは、ご先祖様の入り口に立っている人で、一族の流れを平らに平らにしてくれている人ですよ…と繋ぎます。

九紫火星を<中女>と観て、中年の女と解釈します。

しかし、中年の女の場合、離の作用があるので、離の作用を分析する必要があります。

離の作用とは、離れたり、付いたりとか、慌ただしい作用で、不安定な状況を示しています。

僕は、九紫を観る場合、拡大解釈して、女性の若い人と、高齢者の間にいる<中年の女>だけとしてはみません。

僕は、男と女の中性の人と見る事もあります。今、よく言われているLGBTと関連できます。

九紫の象意に対して、男性的な面と女性的な感覚が絡み合っており、

ある時は男性的だが、ある側面には女性的な思考が働く物だと思っています。

この九紫は、精神的な部分にも作用して、うつになったり、冷静沈着になったりと乱気流の状況を自らが作り出す事もあります。

男星とか女星とに分類して来ましたが、その両方を保持しているのが九紫火星であり、

一白水星は、霊性が強い男の世界と、現実面が強い女の世界を混沌とさせている気がします。

北の一白は寒い寒いあの世の世界とも言われています。

五黄を中心にして、東三碧に男の子、西の七赤に女の子,南の九紫に中女、北の一白に中男が配当されていますね。

二黒と四緑の最大吉方は何ですか?

二黒は土気、四緑は木気、火→生→土で、火の九紫火星を先ず押さえます。

次に四緑は木気で木→生→火で九紫火星。つまり二黒四緑の最大吉方は九紫火星となります。

この九紫火星が運気を上げたり、調整するには一番良い星であると言えます。

運気低迷の時も、九紫の特徴を使いながら象意を活用して行けば運気好調となり

物事が順調に流れ行く事になります。

二黒本命で月命が四緑の場合、九紫の象意を如何に活用していくのが大切だと言うのですね…判りましたよ!
九紫は中女で女半分、男半分とも解釈できますが、いかがですか?

50年前は、こういう解釈はされませんでしたが、これからは必要になるようです。

と言うよりも、社会の中性化はドンドン進んでいます。男女同権、男女雇用均等法案、育児休暇、育メンなどなど九紫火星の象意は多岐に渡ります。

二黒本命で四緑月命の人物には、この中性化願望がある…という所は押さえておく必要があるかと思われます。

二黒も四緑も女星、だから女性的感覚とか、女性センスが際立っていると言う事は頷け卦ます。

性の中性化に関しては今は過度期、いずれは男性とか女性とかの他に<中性>と記入する時代が来るようです。

二黒本命で、四緑月命の場合、女性と男性の気持ちが判りあえる人だと解釈してください。

最大吉方の九紫は、火の勢いで情熱の勢いでもあります。

強すぎると焼き焦がしますが、火の調整をする事で、温かくもなり、涼しくもなります。

九紫はバランスの調整次第で吉にも凶にもなります。

最後まで読んで頂きありがとうございました

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