
- 一白本命で月命が四緑の場合はどう見ますか?
- 本命と月命との関係を読み取る
- 日命の影響は、どんな形で作用するのですか?
一白本命で月命が四緑の場合はどう見ますか?
年齢により少しのずれはありますが、若くても年寄りなど、大人の考え方をされる人です。
一白と言う星の力が作用しており、話し方も、おっとり…としています。
その、おっとりとした人柄に四緑木星の<薫風>が漂うのですから、
穏やかで、爽やかな人と解釈できます。

そんなことないです! 友達は,セカセカしていて、いつもバタバタしていますよ!
あなただけに、見せてくれる姿かもしれません。
よそ行きの顔とか、声は、おっとりとしたしなやかさがあり、
何となく品格さえも高く感じさせるのが一白四緑の人物です。
どんな星の鑑定の場合、いつもの九星では考えられない症状の場合、
遁甲先の星の影響が現れると思ってください。
例えば一白水星の人が、年盤で三碧に同会した時、元気溌剌で口数が多く、多弁となります。
三碧の木気と一白の水気は相性が良く、水→生→木で三碧は水を得た魚状態となるのです。
このように、五行の相生相剋で、ある程度が掴めますね。
自分の星にも三つの星がありますよね。その三つの星が目指す処が最大吉方と言われます。
一白にとっても、四緑にとっても相性が良い星とは、三碧木星です。
この事は、一白四緑の人は、三碧の象意を掴む事で運気上昇となるのだと思ってください。



先ほどの友達は三碧でした。私にとっては、あの子とのおしゃべりは苦痛で、いつも自分の事ばかり話して、<じゃあ~ね>で終わるのです。
いいじゃあないですか…!
一白は傾聴、四緑は風ですから、ずばり<聞き流す>と言えます。
あなたは、彼女の話を、うまく聞き流してくれるのです。
彼女にとっては、あなたは信頼できる人、口が堅くて、情報のダダもれの心配も無用。
傾斜法という占術があり、
それによるとあなたのキーホードには、二黒土星という星が司令塔になっています。
坤宮と言う宮の力で、母性本能が非常に強い星です。
おそらくお友達もあなたに母性的な感情を抱いたのかもしれません。
一白本命月命四緑の場合、男性でも、女性でも、
この<母性本能>というのが吉凶を探るキーワードとなります。
本命と月命との関係を読み取る
一白の本命は五行では水気。四緑の月命は木気。水→生→木で相生の関係。
相性が良いと言う関係ならば、これで良いのですが、水→生→木の水は本命です。
本命に月命が付随していると言うのが占いの世界。
人間の身体に心という気持ちが、そして霊魂があります。
身体が死去と言う形で無くなると、魂も消えてしまうか、浮遊霊となり宇宙をさ迷います。
これらの考え方から、本命の一白は、月命が金→生→水でなければなりません。



理屈はそうだけど、鑑定する時はどうなるのですか?
新説が出るまでは、僕は両方を取り入れています。
本命と月命を中心に鑑定しますが、
月命は先天盤の対沖の星の象意も考える…と解釈すると、
相談者の潜在意識を見つける時があります。
最も、鑑定の話が深く深くなった頃合いですかね。
日命の影響は、どんな形で作用するのですか?
例えば一白四緑の人の日命が四緑の場合、
同じ星の場合は先天盤の対冲の星に変化する…という決まりがあります。
つまり、一白、四緑、四緑が一白四緑の三碧と変化するのです。
変化しない場合は、日命と月命との相性や日命と本命との相性を鑑みます。
例えば一白四緑の日命が二黒の場合、日命の二黒が本命に作用するのは小さく、
月命の四緑に頻繁に作用します。
日命二黒と月命四緑は木→剋→土で、
部屋や机をキチンと整理するように促すが、いつもやりっぱなし。
〇迄に終わらせてね…と言っても終わらせてない…と日命二黒の指示は取り入れていない。
日命の象意は声なき声として響くが、
運気低迷の時は月命よりも日命の力を上げた方が開運しやすい。
相談依頼者が、どん底に陥っていると感じた時、僕は本命の動きを知る為に、
日命をじっと見つめて探ることが多いです。



最後まで読んで頂きありがとうございました。

