対面鑑定を長くしていると、「この人に本当に参考になったのだろうか?」と席を立たれた後にいつも感じてなりません。占いには終わりがありません。

本命が二黒で、月命が三碧の場合は、どうなりますか? (2-3) ★283

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口うるさいお母さん…と解釈します。

五黄定位の後天盤では二黒は西南にいます。坤宮と言って耐え忍び致役を以て働く姿があります。

母、妻、祖母、老婆と呼ばれる女の星です

夫に連れ添う女性の星です。

その二黒が中宮に遁甲すると、その二黒定位の西南には八白土星がやってきます。しかも暗剣殺という厄介な物を持参してきます

でも仕方がないのです、遁甲の順番が間違ってはいないのです。

五黄の対冲は必ず暗剣殺を被るようになっているので、仕方がありません。大自然の法則に従うだけです。

ここで確認しておきたいのですが、中宮に来た時は中宮の星の方位が必ず暗剣殺を被る…と言う事を確認してください。

例えば、一白が中宮の時は一白方位が六白の暗剣殺を被り、

二黒が中宮の時は二黒方位が八白の暗剣殺を被ります。

三碧中宮時は三碧方位が一白の暗剣殺を被るのだと、丸暗記してほしいです。

中宮時は、中宮の星の定位が暗剣殺を被るんだ…と理解します。

簡単に表にまとめてみました。

中宮の星暗剣殺方位暗剣殺の名前暗剣殺の象意
一白水星北  一白一白暗剣殺空き巣、流産、病気
二黒土星西南 二黒二黒暗剣殺争論 、システム障害
三碧木星東  三碧三碧暗剣殺口論、通信障害、詐偽
四緑木星東南 四緑四緑暗剣殺迷い道 契約不調 腹痛
五黄土星※暗剣殺も五黄殺もない
六白金星北西 六白六白暗剣殺事故 骨折 強引 過食
七赤金星西  七赤七赤暗剣殺歯痛 散財 色情 不足
八白土土星北東 八白八白暗剣殺腰痛 衝突 曲がり角
九紫火星南  九紫九紫暗剣殺公難 露見 再度 比較

二黒本命に対して、月命が三碧となると、普段は従順で大人しい二黒も三碧の力を得て、おしゃべりになります。

しかし、七赤の様に、所構わずしゃべくりまくるのではなく、自分の意に感じた事だけをしゃべくります。

先生…さっき、<口うるさいお母さん…>と言ってたでしょ! どうして、なんですか?

三碧が月命で中宮の時、本命の二黒は東南の四緑定位の処にいます。

これは鑑定のコツの一つなんですが、対冲の星の影響を考える…という…事なんです。

二黒がの対冲には四緑があり、四緑の定位対冲と言う障害が起こります。

本来の四緑は受け身で従順なのですが、乾宮六白に四緑があるので、乾宮六白の、強気、強引、上から目線などの象意が見え隠れするのです。

だから、本命二黒のお母さんも、いつもとは異なり、強気の二黒になってしまうのです。

いつもは大人しいお母さんですが、強気で言葉をまくしたてて、言い放つてくるのです。

二黒の三碧は文字不足、ボキャブラリ-不足です

話している事は理解できますが、何を言いたいのか…何をどうしたいのか…という事が相手に伝わりにくいです

三碧が中宮だと一白が暗剣殺を被るのです。一白象意に、文字とか言葉とか思念とかがありますが、これが暗剣殺を被るのです。

文字の知識と活用が為されないのです。

もちろん、学び、学びで勉強された人もいますが、そういう人は言葉として捉えなく、精神的なキーワードとして、もう一つ上の世界を目指そうとしています。

庶民の私たちは、一白の暗剣殺を避けるためには、読書、読書の連続かと思われます。

読書をすることにより、語彙力の豊富さも育ちます。

二黒の三碧の人は、大人しい人…と良く言われますが、

怒れば怖い人…怒ったら諫める事が出来にくい人とも解釈してください。

それは潜在的に三碧の星の特徴があるからで、三碧の象意の<雷鳴>を忘れてはなりません。

雷様は雷鳴の轟と稲妻の光をもって天地を享通させます。

勉学に勤しんだ二黒の三碧の人が発する言葉には深い慈愛と生きる為の勇気を与えます。

アンパンマンの歌に、<愛と勇気がともだちさ>とありますが、

二黒の三碧の人は、<愛とやる気>を与えてくれます。

最後まで読んで頂きありがとうございました

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