対面鑑定を長くしていると、「この人に本当に参考になったのだろうか?」と席を立たれた後にいつも感じてなりません。占いには終わりがありません。

本命が二黒で、月命一白の場合は、どうなりますか? (2-1) ★281

目次

同会法での解釈は?

本命が二黒土星で月命が一白の場合、同会法では本命を<体>としますので、

行動、動き、展開、状況など、現実の動きという物を推測します。

月命が一白の場合、同会法では<用>として、心、気持ち、感情などを推測します。

先ずは、この二点を解析しましょう。日盤は後日説明したいと思います。

講師

図形を観ながら説明しましょう。

二黒が年盤の場合、中宮に遁甲した時を指します。

そして、後天盤定位で必ず五黄土星が潜んでいるのだと思って下さい。

九星は巡ります。中宮に来た時は五黄土星の洗礼を受ける…とでも思って下さい。

五黄の破壊力とか、けじめをつけるとか、生きる為に今の物を壊す力が五黄にはあります。

中宮に来た時は破壊される…と言いましたが、中宮に来た時に<生まれる>という事です。

誕生と破壊と意味不明な中宮の作用ですが、生まれる為に崩壊させる力…と理解しましょう。

それで、二黒が中宮に来た時はどんな事が起こるのですか?

滋養育成の黒土に変えるのです。

五黄は黄色の土で砂漠の乾燥地帯、植物は育ち難いですね

砂漠に黒土が投入されるので滋養育成の作用が強く出て行きます。

つまり、

二黒土星の人物は、人に従順、コンプライアンスの順守、家族や家庭の繁栄を臨んでいます。

二黒象意に<致役>とあり、二黒の人は実によく働きます。

朝早く起きて、仕事は文句も言わずコツコツとやりこなし、

少ない給料でも、スーパーの半額シールを目指して買い物に行きます。

庶民の生活の代表なので、二黒象意に<大衆>とあるのも納得できます

二黒は高くを望みますが、マイペースで、分相応の生き方をするのです

堅実で質素、不平不満は自分の中だけに閉じ込め、他人が喜ぶ事を優先し、他人を活かす事で自分も生きられると言う感覚を持っている人と思って下さい。

そんな二黒の人で、
一白を持っている場合は、どんな象意となりますか?

一白の場合は五黄との相性が悪いので、土→剋→水と、水が泥で流れ難い状態となります。

一白中宮時に本命の二黒は六白に遁甲していて、一白の定位の北には六白が来ています。

しかも暗剣殺となっています。

この一白の場合、どうも六白の動きに注意が必要かと思われ具体的に言えば、

六白象意の<動いて止まず>が動き過ぎと言う暗示をかけています

黒か白かと明白にする為に<動きすぎ>の行動が結果的に凶の道へと導かれています。

二黒一白の人は、動きすぎ、やり過ぎを自重する事が必要。

友人は二黒一白だが、動き過ぎより、動き無さすぎ…。

六白の表に対して二黒はウラ、内面には自己葛藤の渦巻きがあるのが二黒の一白の人です。

内面とか、腹の底では、やり過ぎ、動き過ぎの事で頭が一杯の状態です

一白は表面は穏やかでも内面には激しい炎を燃やしてくるのです。

その炎の調整をやるのも自分自身の仕事ですから、頭の中は燃えたり、消したりと忙しく

ストレスも溜まりやすいのが本音だと思われます。

やり無さ過ぎ…と見られますが、友人様は友人様なりに手が一杯の状態で、頭の整理が並列思考となり、物事を並べているだけで、仕舞うことが出来ないのです

物事を重ねて整理する、立面思考を教えてあげると効率的かと思われます。

机の上に書類を広げるのではなく、

多段式のファイルケースに項目別に保管すると言う様な感じです。

二黒本命で月命一白の人は、どうしても書類を広げたくなりますが、

それは、それでよいのですが、

頭の中に多段式のファイルケースを作成する為にも必要なのが、

眼前の書類整理が多段式になれば頭の中に箪笥の引き出しが出来てくると言う事になります。

ストレス発散法はどうするのですか?

二黒と一白の最大吉方は六白と七赤ですが、六白は暗剣殺となるので、七赤が最大吉方です。

七赤でストレスに効く物と言えば、ズバリ<買い物>ショッピングです。

スーパーの半額シールを狙っても良いです。

買い物の後、スタバでのコーヒータイムや、

マックでのポテトを食べながらのコーヒーなど最高の気分です。

全体的に言えますが、ストレスを感じたら、コンビニでもフードコートでも良いですから、

買い物と飲食と言うセットが七赤金星の象意を十二分に吸収できます。

食べ過ぎは禁止、酒とたばこも禁止です!

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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