
- 一白本命で月命が二黒の場合の象意は何ですか?
- 本命と月命との関係を読み取る
- 受けた仕事は確実にやり通し、信用と信頼を重んじる
一白本命で月命が二黒の場合の象意は何ですか?
一白の象意と二黒の気持ちがある人と見ます。
気持ちだけでなく、動きとか考え方とかが、一白の”体”に付随してくると思ってください。
一白象意が”水”で<流れ>とか<寒い>ことから<氷>の暗示が強いですね。
一白だけで見ると、その象意を強く感じますが、二黒の月命の力が加味されると、
<現実感を得る>と言う象意が動きます。
空想とか欲望の、”したい事”を、どうすればできるか?などの具体的な提案をしてきます。
本命と月命の象意を鑑定する場合、吉象意と凶象意の判断が予測されます。
吉凶象意は、どの星にもありますが、運気はめぐり移り、吉凶も巡ります。
吉凶判断も、その場面状況で変わります。その人に応じた言葉が用意されています。
人は、悪い事をを指摘されると、その一点に拘り、その一点から、すぐに離れられません。
何を言われても気にしませんから…はっきりと言ってください、と明言する人ほど、
あの時、話したあの言葉が気になって眠れません、大丈夫ですか?と再度訪れます。
物事は、言い方、話し方、使い方で変わります。
相手が素直にとれる穏やかな伝え方を心がけましょう。
と、僕も
いつも自分に言い聞かせています。
吉象意 | 凶象意 | |
本命1白/月命2黒 | 空論だけではなく、現実味がある | 話すだけ話して、結果的には結論としては何もしない。 <無の作用> |
本命と月命との関係を読み取る
本命一白は水の流れ、月命の二黒は畑の土と考えましょう。
畑は作物が育つ所、水が無ければ、キュウリも真っすぐには伸び切らず、三日月のように曲がってしまいます。
畑に水を引きたい…と言う欲望が強いのが1-2の星の特徴だと認識してください。
つまり、田んぼに水を引き込み、早苗の田んぼにしたい…と言う意味合いが強いです。

我田引水…と言う事ですなあ!
人物に応用すれば、
心意気を感じた人の側にいて何とかお手伝いしたいという感情が感じられます。
二黒象意に、側にいる人とか、わき役、セカンド、秘書などがありますが、
誰でも良いと言うのではありません。
気持ちが通じ合える人とか、自分の目的にあった仕事や趣味など、
<心意気を感じる>…と言うのがポイント。
本命が一白だけに、生き方とか、穏やかな流れを感じさせるものです。
時には、宗教であったり、オカルトやスピリチュアルな世界かもしれません。
哲学や、精神世界の分析などなど、奥深いものに関心があります。
精神観念の世界の側にいて、何かのお手伝いをしたい…そんな人が一白二黒の人達です。
受けた仕事は確実にやり通し、信頼を重んじる人


本命が一白で月命が二黒の場合、
月命を真ん中に置いた時、
本命の一白は何処にいるのかを調べます。
すると、四緑の巽宮に遁甲しています。
四緑は、整う、信用、商談成立などの
暗示が強いのです。
これは、傾斜法という占術の一つです。
通常は同会法で鑑定して、同会法で得た象意を押さえますが、
傾斜法は、その人の本質とか、潜在意識などを読み取ることが出来ます。
これらの事から,一白二黒の場合、四緑巽宮の象意が潜在的に潜んでいると推測するのです。
体と用の関係であるので、日命に四緑があれば、更に確実となります。
日命の星は対冲の影響を受けやすい…という特質を理解してください。
この場合、月命が二黒なので、本命一白が巽宮四緑定位に遁甲していますよね。
その対冲には三碧があります。
三碧の宮は乾宮となりますから、乾宮の三碧の力と象意を巽宮一白に影響を与えます。
更に深読みすれば、キリがありませんが、日命の対沖の影響を受ける…位いでよいです。
巽宮一白が日命の場合、霊心体の霊がどうなるかと言うと、
一白の霊とは、文字通り浮遊霊です。
どこにでも付着、どんな場合でも、ふわふわとしている…と感じられます。
ただ、対冲の三碧が、存在をアピールしているので、
一白の浮遊霊が三碧になびこうとしています。
具体的に言えば、<声掛けとか音のするもの>、<珍しいもの>、<新しいもの>に
興味が湧いてきます。
一白二黒の場合、人からの声掛け、誘い、に乗りやすいとか、
新鮮な情報に、すぐに飛びつきたくなると言う症状がみられます。
<この話、まだ誰も知らない話で、オフレコだよ>と言う話には耳がダンボダンボになります。



一白二黒は古い話でも、新鮮に聞こえるから、
不思議なものですね。



最後まで読んで頂きありがとうございました。

