12支”丑”の性格とは何ですか?
“モーモー”の牛を連想しますが、牛の”紐”(ひも)が連想に近いです。牛と牧童を繋ぐ紐(ひも)が”丑”なのですね。
赤ちゃんと母体を繋ぐ”へその緒”が正しい象意。世間の出来事も見えない糸でつながっているかもしれません!
丑の説明を致します。
12支の性格 (丑) | ||||||
象意 | 紐からの語源。 | |||||
種子の新芽が甲殻を破って地中に芽を出した状態の気。 | ||||||
紐で結ばれた状態で地中に待機している結滞。 | ||||||
万事途中で滞り,上に伸びず,下に通じない。 | ||||||
顔形は大,陰鬱で元気が無い。 身長高く,骨太の体格 | ||||||
気質 | 自我心強い | |||||
周囲との交際,親和性を欠く。 | ||||||
義理堅い | ||||||
正直者の凝り性 | ||||||
人体 | 消化器系統。左の顎 口唇 | |||||
唾液,背中,鼻, | ||||||
甘み(しっとりとした) | ||||||
関節,左足 | ||||||
人物 | 忍耐強く自重の無口です。 | |||||
偏屈者。 | ||||||
無駄金を使わぬ。 | ||||||
活動性を欠く。 | ||||||
病気 | 腫物。性病。神経衰弱。 | |||||
筋肉障害 | ||||||
栄養失調 | ||||||
関節障害 (脱臼) | ||||||
雑象 | 物事を堅固に守る | |||||
物事が停滞する暗示もあり。 | ||||||
粘り強く信じた事は,最後まで押し通す。 | ||||||
世間からの信用,信頼を勝ち取る | ||||||
ひたむきな努力を誤解されて,強情な偏屈者と思われやすい | ||||||
底に潜む『不安と恐怖』。 | ||||||
陰気で,『とろい』が,突然に乱暴,危ない事を働く | ||||||
養子ではないが妻の実家を助ける。 | ||||||
強情なだけに『チャンスを見逃す』。 | ||||||
配慮が片手落ちになりやすい。 | ||||||
猜疑心が焦りを呼ぶ。 |
丑年の人は”頑固者”が多いと聞きましたが、象意を知れば頷ける物があります。頑固ではないんですね。
12支”丑”の運勢とは何ですか?
1.紐で結ばれた状態で地中に待機している”結滞”とは、赤ちゃんが臨月に出ようとしている状態とも理解します。
これから、産道を無事に通り抜ける事が出来るだろうか?とか、そして出た先に産声をあげられるだろうか?、産湯は用意されているのか?など、不安とまだ見ぬ世界への期待が入り混じっており、丑年人物は、心が繊細機微なのです。丑を持っている僕は今でも、MRI検査の中に入るのが、とても怖いです。
2.<周囲との交際,親和性を欠く>とは、好きな人だけとの交際を”優先”するので嫌いな人には目もくれません。誰彼ともなく適当に交際する事が苦手な人です。つき合うと決めたら、トコトン付き合います。心を開きバカにも利口にも変身するのが、”丑”の力なのです。懐に入ったならば良く面倒も見てくれますよ。
*固定観念が強く、頭が固い。
*偏向した考えが強い
3.<偏屈者>。とあり固定観念が強く、頭が固い人が多く、偏向した考えがあるので、異なる意見を素直に受け入れるのが難しいだけです。あなたが理由と根拠を説明、下手になって話すならば同意、同調の道はあります。自尊心があり気分屋でもあるので、<調子の良い時>を見過ごさない事ですね
4.<丑は偏食をします>。好きな物だけ、好きなご飯だけ、ラーメンだけ…とにかく偏った食事で通すので、栄養バランスの良い食事とは言えません。配偶者や家族に丑がいらしたら、”栄養管理”が必要です。
5.<無駄金を使わぬ。> 趣味のゲームや偏った物事には、お金を投じるのです。本人はムダ金とは思っていません。その額たるや常人から見ると、かなりの金額となります。
家庭を配偶者を守る
6.<物事を堅固に守る>は、丑には短い生涯が、やがて消滅するのが判るのでしよう。いつまでも飼い葉の草を食べられるのかも判りません。だから今ある餌を守ります。この象意から、丑の人物は<家庭を配偶者を守り抜きます>。
12支”丑”の能力とは何ですか?
丑が丑らしく、人生を過ごすためには次の事を取り入れましょう。
1.信じた事は,最後まで押し通す事で世間からの信用,信頼を勝ち取ります。最後まで頑張る姿が丑の能力です。
2.努力を誤解されて,強情な偏屈者と思われやすいのですが、努力をしない”丑”は相手にされません。牛歩の如く、ゆっくりだが確実に物事を進めて行く姿が評価されるのです
3.”無駄金を使わない様に常に心掛ける”必要があるのは、ムダ金を使いやすい体質があるからで、無駄を無駄でないと自己弁護せずに、無駄と認める感情を自分の頭に置く事です。
妻の実家を助けるのでマスオさん状態もありえます。。
4.男性は”妻の実家を助ける”とあり、女性の”丑”は夫の実家を助けるが、浪費癖がありますので要注意。
5.不安と恐怖が交錯してチャンスを逃がしやすいのは、”強情な性格”から起こるので、強情もほどほどにする事です。強情も売りなのですが、”妥協を掴む”心構えが必要ですね。
6.”疑ってから取り掛かる慎重さ”は大切に。しかし、程度があり、強い猜疑心は、自分の心の中に焦りを呼び、思いも寄らない結末を迎えます。金銭的な損得が考え方の根底にあるので、目指す方向性を確実に見つける事です。
最後まで読んで戴きありがとうございました。
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