一時停止をキチンとしていればなあ…!一旦停止して、あの人の気持ちを流してあげましょうか…ね?

九星の調べ方と”遁甲(とんこう)”の特徴と動きを知るにはどうしたら? *007

gonさん

今日から”始まりの一歩”がスタートします、よろしくお願いします。

女一人歩き
目次

① 九星気学の九星は、どうやって”調べる”のですか?

万年暦を用いて、あなたの生年月日から九星を算出します。例えば、あなたが、1989年2月3日生まれの場合、万年暦を見ますと、年盤が己巳の二黒土星、月盤が丙寅の二黒土星、日盤が甲午の四緑木星で、金曜生まれで、旧暦12/27で赤口産まれとなっています。

最近は、スマホ、パソコンで簡単にできますが、以前は、万年暦のページをめくり根気よく算出したものです。この中で、己巳、丙寅、甲午などという、干支が出てきますが、深い意味合いがあるのですが、まずは九星を見ます。

略して、年盤二黒、月盤二黒、日盤四緑と呼称します。更に省略して、2/2/4と年盤から読み取ります。時盤もあるのですが、四柱推命などでは使用しますが、九星気学は、年盤、月盤、日盤だけで鑑定はできます。

一般的に「私は、九紫よ!、八白よ!」と言われる人は、この年盤だけを指しています。年盤を<本命星>月盤を<月命>日盤を<日命>時盤を<時命>と呼びます。この本命〇〇、月命▼▼、日命まる○○は頻度の多い単語ですよ。

九星気学の鑑定には、同会法、傾斜法、何段掛け、といろいろと鑑定技術がありますが、本命だけでは鑑定の奥行きが狭く、月明と日命の関連で、鑑定技術に奥行きが出てきます。 さあ、次はその星の動きを観ましょうか?

② 九星は、それぞれに、どんな”特徴”があるのですか?

後天盤の図

左図形を簡略化したものが右図形です。総ての始まりは中宮の五黄で、人間もこの中宮から這い出して来るのです。星の算出も、この中宮時の星が、その人の本命、月命、日命、となっています。九星の動きを”遁甲(とんこう)”と呼びます。

九星の動きって…変則的なのね…?

中宮を出ると乾宮の六白の宮に入ります。右図の例だと、六白の乾宮に二黒が遁甲していますね。実占では、この二黒と乾宮六白との関係を読み解くのです。

乾宮六白を出ると、兌宮の七赤に遁甲します、右図の例ですと三碧が遁甲しています。三碧は東が定位の場所、それが西の七赤に来たのですから<定位対冲>の凶事を受けるかもしれません。宴の席での発言に注意しましょうか?

西の兌宮を出ると艮宮北東の八白に遁甲、<鬼門>とよばれている、曲がり角に来ますので、変化、改革、訂正の象意を受けます

北東の八白の<山>を出ると、南の九紫離宮に回座します。山よりも高い処として、<天空>を意味、最高潮の象意を現します。離宮に来た時は<対流現象>に似て、付いたり離れたりの<付着>の象意と<離合>の象意があり、転職、離職の作用も受けます。南北の縦線には<精神世界の血がながれ、思想、道徳に関する事柄>が現象として顕現します。 

南から一気に北の寒い所、一白水星に遁甲します。東西は経済、南北は精神と押さえましたが、南から北に遁甲する時は一気に冷えるので、体調を崩しやすいです。頭を冷やして、今後の事を考え、試行錯誤するのが、北の宮、一白水星の場所と押さえましょう。

北の坎宮を出ると、西南二黒土星の坤宮に回座します。裏鬼門と呼ばれているところで、災難は、女性や<セカンド>の立場の人が受けやすく、北の坎宮で体調を痛めたばかりなので、無理をしない事です。運気向上は後半からです。

東の震宮に飛び込みましたね。一陽来復という卦が、物語る様に、<温かい春の到来です。真夜中でなくて、朝日が輝く早朝からの旅が始まります。何事も、今まで計画したことを自信もってやり遂げましょう。それが出きるのです。

震宮の三碧から出ると巽宮の四緑に回座、<物事が整う宮>に到達しました。整う象意から、<縁談成立>の宮としても世間では重宝がられています。この星の特徴から、四緑は<受け身>で物事を成就して行くのですが、四緑中宮蒔に三碧の暗剣殺を被る事に留意してください。いつになく、積極的に出たことにより、失敗する…と言う暗示があります。

巽宮を出ると、最初の五黄中宮に突入して、新たな旅の始まりですが、初めとは違います。この場合の五黄中宮はスパイラル階段の一段上に乗っている…と考えましょう。

一つの宮の滞留時間を9年として考えると、中宮時は9歳、乾宮滞留時は10歳から19歳、兌宮滞留時は20歳から29歳、艮宮滞留時は30歳から39歳、離宮滞留時は40歳から49歳、坎宮滞留時は50歳から59歳、坤宮滞留時は60歳から69歳、震宮滞留時は70歳から79歳、巽宮滞留時は80歳から89歳迄と、考えられていますので、今自分はどの宮に滞在しているのかが判ります。 大きな大運として捉え、それに年盤月盤を配当して行けば、自信を持った生き方が、展開される事ですね。

③ ”遁甲(とんこう)”と言われる、九星の動きをみる簡単な方法はありますか?

右手を見て下さい、上図のように三本の指の関節を後天盤の図形に見立てれば、どの星が、どの宮に遁甲して、その奥の定位盤との同会による象意が読み取れますよね。親指を動かして、確認する姿はプロ並みになります。

このやり方を覚えれば、ネットで検索するよりも、<早くて、確実>です。間違えて確認する場合も簡単ですよ。

ひとやすみ

九星の算出、動き、確認を勉強しましたが、上達の早道は、指先に後天盤を覚えさせる事です。練習してまた練習だよね

またね!

最後まで読んで戴きありがとうございました。

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