癸(みずのと)は水の気。雨しずくの一滴…と考えて下さい。丑は紐(ひも)が語源で蜘蛛(クモ)の糸の様に雲(くも)からできた糸ですね。その丑は、「雲の上から一滴の水の行く末を見渡している」と想像してください。
自分の流れ行く未来を見渡す事が出来るので、当然ながら相手の…、社会の…、物事の…、流れの”行くすえ”を知る事が出来るのです。
キエ~ッ! 凄い神通力だね!
神通力ではないのですが、神通力は天命を感じ取りますが、癸丑(みずのとうし)は”宿命を感じ取る…”と一般的には解釈されています。
それだけに、強情、意固地、頑固…と表現される人たちの代表格に連座しています。この物事は、これと言う定義だからこれで良いのだ…! 色々話しても、この道を進まなければならないのだ…と天才バカボンのお父さんが叫んでいるようですね。
天命とか宿命とか…判んねえなあ?
天命(てんめい)と言うのは、天が与えた命で日本神話の中に出てきます。天照皇大神(アマテラスオオミカミ)様が地上を納める様に…と神託を託したのが孫の瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)で、いわゆる勅命で、地上が豊かで繁栄するように、アナタがやりなさい…という意味があり、瓊瓊杵尊にとっては、<使命感>に燃えるものであったと思われます。
癸丑(みずのとうし)は地上に於いて生きる万物の根源の力が蠢き(うごめき)、その遺伝子から来るエネルギーが火山爆発のように押し出され、その人、モノ、社会に影響を与えるのです。
益々、判らないわ、万物の根源の力…、大根?なの?
人間は意味もなく誕生したのではなく、何らかの意味があって誕生したと考えられている説があります。親が勝手に産んだのではなく、アナタが今の親を求めて誕生させてもらった…と言う人もあります。
先人達は、<人が人として生きる為の術が誕生時に地図としてインプットされているのではないか…>と考え、言葉として、「宿命」と言う言葉を当てはめました。
その宿命を感じ取る力が一番強いのが癸丑(みずのとうし)なのです。人物でも癸丑(みずのとうし)は、物事の進捗状況を的確に把握できていますし、霊的根拠に基づく判断をしてきます。
判ったわ…癸丑の年には私の宿命を感じられるのね!
さっ…癸丑(みずのと うし)の説明…行くよ!
六十干支、癸丑(みずのとうし)の<男>、その性格と特徴による運勢とは?
癸丑(みずのとうし)(男)の性格と特徴
先を見通す力が強い人なんですね…。
1 | 強情で意志が堅い。時代の流れを的確に掴む<先見の明がある>。 |
2 | “ひらめき”を大切にする。実務処理に抜かり無く更に<抜け目が無い>。 |
3 | 何でも出来る。プライド高く<自信過剰>。 |
4 | 直感的行動を重視。理想論と机上の空論を排斥,常に現実現場主義を実行する。 |
5 | 素直な性格。悪意は無いのに<無愛想>で、<口が重く>,<偏屈者>に見られる。 |
6 | <言葉の感情,人生のアヤ,キビに無神経>で,常識逸脱の行動をする変人。 |
7 | 外柔内剛で了見が狭い 。 |
8 | 毒舌を舐める様に吐く。 |
9 | 相手に調子を合わせられない頑固一徹。組織の中で働くのは合わない。 |
10 | 童顔。妻に対しては好き嫌いが激しく苦情を吐く。 |
11 | <先見の明>は60干支中,抜群の№ワン。 |
12 | 思いついた商売,企画は即実行してください。失敗は無い。 |
13 | 長男は少なく,二男か三男。 |
相手に調子を合わせられない頑固一徹。
組織の中で働くのは合わない。
童顔
癸丑(みずのとうし)(男)の運勢 子の運気 <丙寅 丁酉 戊寅 己酉 壬申 癸丑 >
女性的な仕草と行動…って意味わかんねえ!
1 | 品行方正。邪心なく気持ちが優しい。しかし”気取りやさん”。 |
2 | 一本気の割には内気,感情,環境に染まりやすく,<依頼心が強く体裁を気にする>。 |
3 | 円満に見えるが、<おっちょこちょい>、で余計な<取り越し苦労>。 |
4 | 忍耐力,持続力で人生を開拓していくが,信念が乏しい。 |
5 | プラトニックラブを優先する。 |
6 | 養子,又は父母との別居など親の恩刑が薄いが、<夫婦縁は良い >。 |
7 | 統率指導力欠落,トップの器ではない。温厚な性格を活かした№2が良い 。 |
8 | 成功の鍵は年長者,指導者との出会い。 |
9 | 小腸,直腸,大腸系疾患、呼吸器,血流疾患、特に肺がん,ポリ―ブに注意必要。 |
10 | 容姿態度が柔和で,男性なれども女性的な<しぐさと言動>。 |
11 | 妻や,女性を甘やかす。 |
12 | 温厚な性格を活かした№2、セカンド、副次長が良い。 |
13 | <資格>,<技術>,<環境>が身を助ける。 |
癸丑(みずのとうし)(女)の性格と特徴による<運勢>とは?
癸丑(みずのとうし)(女)の 性格と特徴
何を言われても聞き入れないなら…どうするの?
称賛と同調をしながら癸丑の方向性を見極める必要があります。否定、拒否、反発をすると襲い掛かるのです。
1 | <強情><勝ち気で男勝り><自己主張を貫き通す>など、”とても強い性格”。 |
2 | 人の言う事など,一切耳を傾けない。 |
3 | 自信過剰で大胆なる行動を取る。 |
4 | 早めに<社会>,<仕事>に生きた方が、<自己の才能を生かす>。 |
5 | 主婦には不向きと念じて下さい。家庭の主婦に納まる器ではない 。 |
癸丑(みずのとうし)(女)の運勢 子の運気 <丙寅 丁酉 戊寅 己酉 壬申 癸丑 >
子供の躾には厳しい…って本当ね!
1 | 夫からは可愛がられるが,いつのまにか、夫を尻に敷いている。 |
2 | 愛情を優先,愛の無い性は求めない。 |
3 | 幼児期に他家で養育。親の恩刑薄く,親との仲は、あまり良くない。 |
4 | 子宮の発達未熟, 結婚後は体質が,弱くに変化,生理不順,血の道を患う。 |
5 | 長男に嫁ぎ,夫を立てる夫唱婦随の妻だが、子供の,躾には厳しい。 |
夫からは可愛がられるが,いつのまにか、夫を尻に敷いている。
最後まで読んで戴き有難うございました。
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