六十干支、己酉(つちのととり)の男と女、その性格と特徴による運勢は? *115

六十干支、”己酉”の<男>、その性格と特徴による運勢とは?

己酉(つちのと とり)は本命、月命、日命の”どこにあるか…で象意が変わります。本命、月命、日命については後日、丁寧に説明したく割愛しますが、六十干支は一つだけの象意で判断してはなりません。

10干の己は土性の陰で、12支の酉も金性の陰で干支の作用が土➡生➡金となり順調作用を起こします。だからと言って、本命も月命も同じ解釈をしてはならないのです。本命では肉体面と行動面に強く現れますが、月命の場合は、精神面とか考え方に現れるのです。本命の己酉と月命の己酉とでは判断解釈が異なります。

<霊(れい)>と言って、考え方の基本、基礎、土台、信念…と言った原子核みたいな物です。この原子核の霊(れい)に光を瞬間的に充てるのが、<時命>と言う判断軸があります。使命感とか、<天命>を探る時に使います。時命の算出法も、その時に説明したいと思います。

酉は不足、足りない、変わっている…と言われるのは、例えば、夕暮れで、もうすぐ、真っ暗闇の夜になると言う感覚が強く、今すぐに、出来る事はやっておきたい…仕舞うものは早く仕舞いたい…そんな感情が強いのです。

交際、交友関係において、この性分を強く出すか、隠すか…で対人関係の歯車は大きく変わります。丁寧な言葉使いで相手をリスペクトするとか、意識的に笑顔と笑い声を出す事で、自分の<独りよがり>を補強する事が出来るのです。やるかやらぬかで真逆の生活となります。

己酉の開運法の一つとして、<物事を悠然として事に当たる>事を推奨するのは、己の土星の陰から起こる、確実に物事がなせるジックリとした態度から来るのです。

さあ…っ、それでは己酉の説明に入りましょう…か!

己酉(男)の性格と特徴

1	欲しい物は，例え人の物でも獲りたい、人妻でも関係ない<直進直情型>。
2	男女共に得手勝手。人の事など構わず自分さえ良ければよいと思う。
3	自尊心強く利口ぶる。<人に自分の弱みを見せるのを嫌う>。
4	ミスを犯しても自分を正当化する。「ごめんなさい!…」の一言が言えない。
5	<神経質>で肉食を好む割には，痩せ型の体型 。
6	色欲旺盛な人。常に女性を落とす事を考えている。
7	ゆったりとした感じ。<セコセコせず，一意一事に固執しない>。
8	世話好き。<まとめ役担う>が何となく押し付けがましい。
9	趣味の世界に身を投じて，仕事はそれなりに。
10	<庶民性強く>地味な星。
11	出世は遅れるが，黙々と作り上げて行く基盤なので晩年は平和 。
12	<統率力が欠落>、トップを目指さず適当な位置が一番良い。※女房役が安定の地 。
13	濃厚なる食生活を好むので成人病に注意する事。

己酉(男)の運勢 　　　　子の運気 < 丙寅 丁酉 戊寅 己酉 壬申 癸卯 >

1	品行方正，邪心なく，気持ちがやさしい。しかし気取りやさん。
2	一本気の割には内気，感情,環境に染まりやすく，<依頼心が強く体裁を気にする>。
3	円満に見えるが、<おっちょこちょい>と<余計な取り越し苦労>。
4	持続力で人生を開拓していくが，<信念が乏しい>。
5	養子，又は父母との別居など親の恩刑が薄い。しかし夫婦縁は良い。
6	統率指導力欠落，トップの器ではない。
7	成功の鍵は年長者，指導者との出会い。
8	小腸，直腸，大腸系疾患、呼吸器，血流疾患、特に肺がん，ポリ―ブに注意。
9	容姿態度が柔和で，男性なれども女性的な，<しぐさと言動 >。
10	妻や，女性を甘やかす。
11	温厚な性格を活かした№２、セカンド、副次長、が良いポジション。
12	資格，技術,”向上する環境”が身を助ける。
13	プラトニックラブを優先。

六十干支、己酉(女)の性格と特徴による<運勢>とは?

己酉(女)の 性格と特徴

1	個性は無いが，男性には人気がある 。
2	貞操観念は非常に薄い 。
3	結婚後も，不倫や”ふらちな事”を起こすか、又は願望がある。
4	婦人病と，言われる病気全般には注意する事。
5	娘時代の食生活の<好き嫌い>からが婦人病≫の始まり。

己酉の運勢 　　 子の運気 < 丙寅 丁酉 戊寅 己酉 壬申 癸卯 >

1	夫からは可愛がられるが，いつのまにか、夫を尻に敷いている
2	幼児期に他家で養育。親の恩刑薄く，親との仲は、あまり良くない
3	子宮の発達未熟，　結婚後は体質が，弱くに変化，生理不順，血の道を患う
4	長男に嫁ぎ，夫を立てる夫唱婦随の妻だが子供の，しつけには厳しい
5	愛情を優先する。