六十干支、癸卯(みずのとう)の男と女、その性格と特徴による運勢は? *109

癸(みずのと)も、卯(う)も、陰の五行で水の天干の中で12支卯の力で”芽生え始めた状況”を現しています。例えるならば水の中で芽生えたばかりの、<もやし>の運命姿に似ています。

成長や伸長よりも、まだまだ種子の殻の中に留まっていたい気持ちが多い状況ですね。朝起きて、バスが迎えに来て、幼稚園に行く時、「おなかが痛い…」とか、「なんだか気持ちが悪いの…」と言って、お母さんを困らせた時期がありましたね、あれと同じです。

中学や高校の思春期を迎えても、母親と一緒に買い物に行くとか、父親と一緒に食事に行くのが楽しい…とか、家族や家庭から飛び出す事が出来ないのです。

しかし、いつかは親元を離れて飛び立つ日が来ます。そうしなければならないのが人間を始めとした”生物界の原理”です。

この”親元を離れて飛び立つ”と言う象意が異なった意味に解釈される事があります。それはね親元でなく、”先祖を離れて飛び立つ”と解釈しなければならない現象が往々に見られます。

先祖の先祖の、そのまた先祖の大先祖様…と手繰って行けば、沢山の先祖がありますね。今生きている私に憑依している先祖様は一体どんな人なのでしょうか?

これから先は、考え方次第で、捉え方次第で…どのようにも解釈できる世界なので割愛しますが、癸卯はそういう問題にも取り組んでいるのです。

これから学ぼうとする癸卯は<何かに引っ張られている>という象意が出てきますが、引っ張っていると思われる象意を推測、推論を起こして、自分なりに<使命の確立>を起こす事です。

水没を避けるには、目標、目的、踏み台としての”灯台の明かり”を意識的に作り出し、自分の位置を確認する事が大切です。その灯台の明かりの一つが、この運命学なのです。

六十干支、”癸卯”の<男>、その性格と特徴による運勢とは?

癸卯(男)の性格と特徴

1	<温厚で寛容>、<思慮深く慎重なり>、口数が少ない。
2	石橋を叩いても渡らない。<強い警戒心がある >。
3	人間的には面白味が欠落。時には大胆なる行動 も取る。
4	<女好き>収入の大半を女に入れ揚げる。
5	黙して語りたがらない。内には強烈な闘争心と競争心がある。
6	実務的手腕に優れている。頭脳回転早くキレ者、<上司に重宝がられる>。
7	功を焦り，非常冷酷の冷たい仕打ちも、非人道的手段も辞さない。
8	人を誹謗中傷する。結果的に墓穴を掘るが、<天に向かって唾(つば)を吐く。
9	<真面目人間>。家庭よりも子供を溺愛するが本人は長男か末子で<親不孝>。
10	<人生はコツコツと歩くのが一番と考える人>なので，人に仕えるのが吉を呼ぶ。
11	大儲けを期待する事は出来ない 。
12	癸卯は，男性的な干支とは言えず，凶とみる。
13	水の中で、出たくても出れない。<何かが引っ張っている>。

癸卯(男)の運勢 　　　 戌の運気 　< 丙子 壬午 丁亥 戊子 癸卯 己亥 >

1	暴力を極端に嫌い、心優しく温厚で女性的。
2	勤勉さが欠落，潜在的には<怠惰の性格>が潜んでいる。
3	向上心旺盛だが現実性に乏しい。理想が高すぎる。怠惰の性格が災いとなります。
4	曖昧あいまい)さを嫌う完全主義者。計画が理想通りに為る事は滅多にない 。
5	社交的で冗談も多い。言葉少ないが話術は巧み、口先ばかりの奴もいる 。
6	<交際に人を選ばない>。不思議と<秘密を保つ事が出来ない>。
7	理想は高く向上心はある。しかし<怠け者>。口先ばかりで実現に程遠い人生。
8	親子運は薄い。両親の膝元なら運気は伸びない。親会社からの独立が運気の向上。
9	結婚相手には人並みを選ばず，個性的な風懇の変わった性格を持つ人に惹かれる。
10	見合いでの結婚は誘惑が待ち受けている。恋愛結婚を薦めます。
11	どんな仕事でも出来る為に，それが災いして、<職業の変転>にも、繋がってしまう。
12	艱難辛苦の末，新規開発の暗示を受けて新しい分野での成功がある 。
13	完璧主義者で理想家。怠惰の自分との葛藤で苦悩。<良き伴侶との出会いが大切>。

六十干支、癸卯(女)の性格と特徴による<運勢>とは?

癸卯(女)の 性格と特徴

1	おせっかいで，世話好き。
2	外見に似合わず，意外とシッカリしているのは<負けず嫌いの自信家 >。
3	家事処理がうまく，<良妻賢母>。※癸卯の女性は吉と観ます。
4	男好きそうに見られるが，<貞操観念>がしっかりとしている。
5	焼き餅焼き屋さん。

癸卯(女)の運勢 　　戌の運気 　< 丙子 壬午 丁亥 戊子 癸卯 己亥 >

1	楽天的で世の中を甘く見る。
2	物事や金銭的に大まかで、金銭に無頓着。しかし愚痴ります 。
3	付き合い難い印象だが，親しくなると<心を開く>。
4	舅や姑との意見が対立して愚痴も多い。よって晩婚を薦めます。