六十干支、癸巳(みずのとみ)の男と女、その性格と特徴による運勢は? *099

癸は五行の陰で巳は五行では陰、つまり陰と陰の組み合わせとなります。陰と陰だから、<ネクラの人>と判断するのは早計です。確かに、派手な舞台で華麗な姿を披露する…なんて事はあまりありません。

陰は陰の特性があり、陽にはできない事が陰にはできるのです。此処の処を押さえて下さい。陰には陰にしか出来ない事がある…事は、陽には陽にしかできない事がある…とも言えます。

六十干支、”癸巳”の<男>、その性格と特徴による運勢とは?

癸巳(男)の性格と特徴

1	<筋道を通して判断>，正論を正論として発言するので人情に左右されない 。
2	融通性，駆け引き，妥協では判断しない。いい加減とチャランポランの人が大嫌い。
3	生活力旺盛にして理想のみに走らないので<現実とのバランスと噛み合せを取る>。
4	コツコツと目標達成に向かって粘り強く進み，<努力を惜しまない>。
5	童顔の顔なれども色を好む。しかし深刻な事態には陥らない。
6	感情が優先されて，物事を鵜呑みにしやすいのは<短気な性格と行動 >。
7	勉学を好むが、屁理屈をこね回わし<物事をややこしく考える>。
8	自我意識が強く他人の意見を聞きいれない。<両親との同居は避けた方が円満です>。
9	利益は交際の中にあるので，<人運の開拓が成功を左右する>。
10	<世渡り上手>が，結果的には指導的立場となる 。
11	31過ぎからの芽生えで、理想高くしかも現実を忘れない。バランス感覚の持ち主 。
12	急激な環境の変化に注意する事。眼病，腎臓，喉の病気に掛かり易い。

癸巳(男)の運勢 　　　　戌の運気　　< 丙子 丁亥 戊子 己亥 壬午 癸巳 >

1	気前が良いが，内心ケチで欲深く蓄財心に富む。※密かに、預金通帳に一喜一憂 。
2	金銭が全てに優先する価値観。財布の中身で元気も変化。
3	諸事万事，研究熱心で、一つの事に固執，一つの事を守る。
4	自分の欠点を指摘されたり非難されるのを嫌う。※体裁，地位保全を大切にする。
5	食事の好き嫌いが激しい。一旦嫌いと思った物には絶対に手を出さない。
6	地味で手堅く生きるのをモットーとするが家庭運には恵まれない。
7	物質に恵まれれば恵まれるほど家庭運は離れ，家の中では一人ぼっち。（孤独な生活）
8	親や兄弟との縁も薄く，早くから生家から離れる。　※住居の移転が煩雑
9	37歳を過ぎてからの晩年運。手堅く生きる。
10	先祖の霊的病気を受けやすく腎臓病，胃腸病は先祖の霊的病気。先祖霊の鎮め 必要。
11	堅実で研究心旺盛ゆえに，教養を生かすような仕事が良い 。
12	計画と蓄財の実業家タイプ。

自化干合　癸巳➡戊

自化干合と言う新しい言葉が出てきましたね。六十干支の中で、特殊な星が六つあります。その組み合わせか別の十干に変化するのです。壬午➡(丁) 　 丁亥➡(壬) 　 戊子➡(癸)　 辛巳➡(丙)　 甲午➡(己) 癸巳➡(戊)

1	面倒よく見る親分肌。しかし、少し，威張りすぎ。
2	傲慢,強情，人情が薄い。強情で，過剰なる自信。
3	<移り気>。八方に手を広げ、自らが焦りだす。突然の放浪癖と投げ出し。
4	怒りをもって他人と争う。
5	<何事も先取りの積極性>。素早く手をつけてしかも熱心にやる。
6	下手な方針変更はムダ骨徒労で、初志貫徹と一事邁進が戊の生きる道。
7	<忍耐力乏しく中途挫折の人生>だが、無一文からの創業者もある。
8	親しみやすいが離れも早い。

六十干支、癸巳(女)の性格と特徴による、<運勢>は、どういうものですか?

癸巳(女)の 性格と特徴

1	素朴な美人，美形の持ち主で、堅実なる主婦。
2	屈託のない明るさがあり，意見をズバズバと言える。
3	表現力や態度も飾らず，自分の考えに自信と信念がある。
4	何事も疑いから入り、意地悪もしてくる。

癸巳(女)の運勢 戌の運気　　< 丙子 丁亥 戊子 己亥 壬午 癸巳 >

1	微微細際に気がつき苦労性。
2	顔の表情に乏しく，背は高からずにして,<気が短い>。※きつい性格を時折みせる。
3	長男に嫁ぐが家庭的には恵まれず家を出る。だが中年期に一旦捨てた家の面倒を見る。
4	外面の条件で結婚を決断しない事。高望みをしないのが結果的には幸福を勝ち取る。
5	運命学方面での成功が期待できる。修得した知識を活用する事が健康上にも役立つ。