12支の酉の性格はどんなですか?
12支の (酉) | ||||||
性格 | 糸偏に酉と書いて(ちぢむ)の語意。 | |||||
太陽熱と光が弱まる,同時に地気が強く働き冷気を送る。万物が収縮する。 | ||||||
鉱物も密度が高まり結晶が縮む。 | ||||||
大病は無いが小病の慢性化。 | ||||||
器用で良く働く。 | ||||||
気質 | 堕落,華麗,美懇, | |||||
お洒落,才知 | ||||||
静にして智謀。 | ||||||
何事も器用にこなす | ||||||
人体 | 右肺,口,歯 | |||||
腎臓,血圧 | ||||||
口腔,大腸 | ||||||
鼻の付け根 | ||||||
人物 | 高慢な態度。 | |||||
智略に溺れ過ぎる。 | ||||||
人を謀る。 | ||||||
病気 | 呼吸器疾患。 | |||||
神経衰弱,逆上。 | ||||||
眼病 胃腸病,腫物。 | ||||||
性病,口,血圧の病。 | ||||||
雑象 | 何事も手早く実行。万事に亨通,叶います。 | |||||
名誉地位を望み,身を誤る。 | ||||||
思慮深く見えるが浅い。洞察力の欠落。 | ||||||
長期展望で物事を見る事が出来ない。 | ||||||
会話の言語に虚言,虚飾が多い。よって”派手で大袈裟な振る舞い”。 | ||||||
他人,他家の『あら捜し』を好み,放送局を率先する。 | ||||||
見栄っ張りで飽き易く,我が儘な性格を知っていても直さない。 | ||||||
人の彼氏を平気で捕る事もある。 | ||||||
短気,短絡的な物事の考え方。 | ||||||
義理と人情を口にはするが,自分には当てはめない。 | ||||||
酉(とり)は収穫の時期、いちばん楽しい時期なんです! 実りの秋、豊作の宴と考えましょう。種子から芽が出て,伸張、繁茂となり、結実を目指して完熟となったのが、”酉(とり)”なんです…良い事ですね…!
自然界の営みは大きく4つに分類できると一般的に言われています。<成長><開花><結実><種子>の領域を繰り返しています。子から発芽して、卯で成長、午で成長は止まるが、今度は結実を目指して行き、酉で完熟を迎えるのです。そして、更に”亥”の種子化を目指し、やがて子の発芽となるのです。凄いですね。
産まれた時から既に死への行進が始まっているのさ…!
自然界の一員である、私達、人間にも、この法則は当てはまり、当然ながら、<生><老><病><死>の苦悩も甘受せねばなりません。12支の<酉>は様々な苦悩がある中で、ただ一つ結実の”悦び”を与えています。酉(とり)は”悦楽”の悦びを与えていると言う事から、仏教では西の方位を、仏の方位として、大切にしています。
一万円札などの”お札”を”兌換紙幣”と呼ぶのは、酉(とり)の方位にある”西”を易卦では兌宮と呼び、”悦びに変える紙幣”と言う意味ですね。
酉年の人物、味付けにうるさい…こだわりがあります。
“申”の結実は大地の冷却作用を受けて凝縮しますが、酉(とり)は凝縮する事で、味が着くのです。様々な味を生み出す力が酉(とり)の力と理解します。だから、酉年の人は、”味付けにうるさい”人が多く、独特の<味覚感覚>があります。
酉(とり)は”宴(うたげ)”としての象意があり、酉年の人が、<食事会が好き>です。酉年の人は、食事をしている場所の”雰囲気”が好きだと言う人が多いのです。なぜならば、”皆が笑っている雰囲気が好き”なのです。
大地の作用に、冷気と温情とがあるのが判りました。大地の温かい地熱で発育して、結実するには大地の冷気の作用が必要なんですか! これは人の生き方にも通じると思います。子供から大人になるまでは、親と言う大地の温情、愛情で育ち、大人になると素敵な配偶者を見つけて結実となり、子孫繁栄と言う種子化を目指すと言う事です。酉は、その結実作用の最先端にいるのですねえ…! 素晴らしい…!
12支の酉の運勢は、どんなですか?
- お土産、手土産などの<モノを優先して人を惹きつけたがる>所があります。其処には”アナタの我が儘が潜在的に潜んでいる”ので、相手は逆に離れて行きます。
- 何でも、知っている振りをするアナタではなく、<何でも教わるアナタ(酉)に人は寄り添います。>
- 義理人情と常識を口にするなら,自分にも当てはめなさい。<※自分に都合の良い常識などありません。>
人の彼氏、彼女を平気で取るのは、我が儘と自惚で、いつかは、<子供を取られるか、子供が授からない。>
酉は西を司り、金運もあるとは言いますが、散財をするのも酉の運勢です。金運として株式投資や証券は午、現金を好むのが酉と一般的にい言われていますが、郵便貯金を好み、通帳を見て笑顔が出るのは酉の性格です。
運勢的には生活困窮な家庭に生まれますが、配偶者は生活が裕福な人が多いです。若い時の運勢は乱高下の激しい人生を送りますが、中年から晩年にかけては穏やかな人生となります。
何事にも配慮が欠落、あと一歩と言う所で挫折してしまう事が多いです。金銭に対しての執着は他の星よりも強くありますが、思わぬ投資、出資、利殖で損害を受けやすいです。
酉が酉らしく生きる為の”能力開発”の方位とは何ですか?
酉の方位としては<西>ですが、次の時刻が酉の象意が強く現れてきます。方位取りや飲み会、デート、ママ友会などの<和やかパーティー>などのセッティングに活用すると、効果抜群です。
年 | 9月の節変わり以後 |
月 | 20日以降 |
日 | 夕方5時~7時 |
酉は貯金、預金、へそくりが大切です。酉は金運があると思い込まないで、散財するかもしれない…と肝に銘じて、財布の紐をしっかりと閉めて行く様にして行く事が大切です。気を緩めると、止めどなく溢れ出て行きます。
能力を生かして充実した人生を送る為に必要な事は…
次の事柄に気を付けて生活してください。
何事も”後回しせず”に直ぐに対処する事です。(※酉(とり)は夕日が沈む迄の時間がない。)
- 名誉、地位、出世よりも、実益が有るか、無いかで道を選択する事。
- 長期展望で物事を見る事が出来ないので、配偶者に洞察力の深い人を求めると良い。
- あらさがしが得意なのは、自分の中に欠落していると感じている”何かを探せない”から。
- 探せないのではなく自分に嘘、虚勢、突っ張りをしている。素直に自分を認めると気楽。
酉年の人物は、口腔 気管支 肺の臓器に関する疾患を受けやすく、特に幼児から幼少期に掛けて、重篤な病に罹患されやすいのですが、大人になるにつれて健康な体になって行きます。しかし、肺炎になり易く”生涯の病”となるので、発熱しやすい体質であると言う事を認識してください。
自分の星が酉に来た時は仕事に”やる気が喪失します。
でもね、それで丁度良いのです。
体を休めなさいよ…という暗示が働いています。
休まなくても、休みながら働くと言う感覚でも良いです。
最後まで読んで戴きありがとうございました。
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