
暗き道を耐えれば、資格が明るく照らして無が有になる。
二黒土星の象意の中に、<無>の作用があり、無駄、無理、無常,無情、無計画、無防備などと派生します。二黒の人物は無駄という物を即座に判断します。
やっても無駄、やる事は無理、どう考えても収まる所に収まらない。頭を悩ます必要もないなどと、<否定から考えます>。

二黒中宮の時は、西南には八白土星が遁甲して暗剣殺を被ります。
暗剣殺だから八白の短所が顕著となります。
つまり八白は、継ぎ足し、かさねたりして受け継いだ物事を再構築する力があるのですが、
暗剣殺ですので再構築する力が衰弱します。作れるものが作れないから<無>となります。
二黒には養育、育成、滋養、など成長促進の作用が強いのですが、
このように、できない者はできない…として切り捨てる所が存在します。
人物においても、二黒土星の人事担当者は、使えない者は即座に切り捨てます。

では、二黒の人は世間から認められる事は無いのですか?
両手を広げて歓声を挙げての認められる事は、まずは無いでしょう。
しかし、社会、世間から認めてもらう方法はあります。
その方法を説明しますが、二黒の九紫の人には、潜在的に社会に貢献するとか、衆目の上に立つとか、立たなければならないと言う遺伝子があるからなのです。



どういう事?
九紫火星と言う星の性質が、社会のトップに躍り出る性格なのです。
初めは下位でも、必ず、トップに躍り出ます。
カラオケが少し上手だった人が、のど自慢で優勝、作った歌がヒット、
いつの間にかテレビの画面で見かける人になってしまった…というのも夢ではありません。
どの様な分野に、どのような職種においても、必ず最後には追い上げてトップに君臨します。
線香花火みたいに、パッと出てパっと散る人もいますが、後世にまで名を残します。



では、二黒の九紫を持っている私も、
スターになるのですね…ヤッホー!
甘い、甘いです。世間は、そんなに甘くはありません。よくご存じのはずです。



では、どうしたらスターとか、
トップの領域に行くことが出来ますか?


二黒と九紫の最大吉方位は八白です。
八白が中宮の時、神様の通り道といわれる東南には七赤で北西には九紫が来ています。
そして八白が引き上げるのは六白で、
其の六白定位の北西には九紫が来ています。
これらの事から、二黒本命,九紫月命の場合
① 最大吉方位は八白となるが、八白象意には、”止まる”があり、運気も一旦は止まるが、”重なる”と言う象意もあるので、それまでの運気に”継続して重ねていく”と言う風に解釈する。
② 最大吉方八白を助ける星は九紫火星。九紫の象意を活用する事が、二黒の九紫の星のステップアップに繋がる。その九紫の象意は…次にあります。
技術技能の習得、、免許取得、語彙力の豊富さ、見識博識の高さを目的とした、資格取得
“資格が身を助ける”と言って、美容師、調理師、理容師など二黒の象意にピッタリの仕事を選択すれば鬼に金棒状態となります。
二黒九紫の場合、目標を二つに絞る事、できるだけ早めが良い。
あれだこれだと迷わず、まずは二本の道を絞り込んでください。
例えば漫画家と保育士などの場合、保育士になるための学校とか講習会に参加する事です。
そして其の道の知識を増やしていく事で、自身が付きます。
此の自身は習い始めの頃と、卒業する頃との自信は格段に違います。
自信がつくと、今度は、看護師もやってみようかと気が移ります。
この自信が雪だるまの始まりで、看護師への道を選んでも自信が自信を産んで、
すぐに看護師の道も動き出します。面白いものですね。



漫画家って大変じゃあないかしら?
漫画家でもイラストレーターでも、作曲家でも、好きな事が第一番です。
ちなみに僕は占いが大好きです。好きな物を好きなだけ出来るなんて、幸せな事です。
漫画家として食べていくには、継続して作品を書きあげなければなりません。
占い師も常に占術の勉強と研究を求められています。僕は思うのですが、
首をかしげて笑みを絶やさない
を意識して生活に取り入れています。
漫画はシリアスの場面もありますが、漫画を見て、よく笑った思いがたくさんあります。
漫画家も占い師も、周囲の環境、大自然の中に、笑いと感動が潜んでいる事を自覚します。
二黒九紫の人物は目標、テーマ、仕事内容などを先ずは二つに絞る事です。
さすれば、方向性を見失う事など有りません。



最後まで読んで頂きありがとうございました。



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