九星気学は奇門遁甲から生まれ、園田先生のご尽力の賜物ですが象意を語るには易経の観察も必要です。八卦の姿形から感じるモノがあります。

第一火星丘と、第二火星丘とは何処にあるのですか?…★259

目次

第一火星丘の象意と線の意味は何がありますか?

親指と人差し指の真ん中あたりで生命線が始まる所の小さな丘が第一火星丘です。

火星丘は闘いの丘、強気で勝気がムンムン、しており。前進前進また前進という気迫が溢れています。何事にも積極的に挑戦して行きます。

第一火星丘は対外的に、第二火星丘は内的に、つまり、自分自身との闘いを強いられます

自分自身との闘いって、どういう意味…?

対外的には,大人しく、静かで謙遜を装いますが、実は、心の中、腹の中では戦いの炎がムラムラと立ち上っているのです。それが第二火星丘の持っている性分です。

① 短気線

第一火星丘を横切るように現れる太い線があると、これを”短気線“と言って、文字通り気が短い人が多いです。

短気ではなくても、何事にも積極的でジッとしていることが出来ないのです。

どうだ、今日一杯行くか?

と声掛けあれば、一番先に手を挙げる人が多いです。

本当は残業を頼まれたにも関わらず、その事を忘れて返事をしてしまうのです。そんな短気マンの気持ちの中には、「まずは動いてから考える」と言う”人生哲学”があります。

動きながら考えると言う行動哲学なので、ぐずぐずと優柔不断の人が大嫌いです。

新企画の会議中、企画にまだ検討の余地があるのに、「行きましょ!、やりましょ、まずは、やってみなはれですよ!」と一番先に神輿を担ぎたりもします。

怖さとか辛さとか、負ける事を気にしない性格も手伝ってか、どんな事にも好奇心がもたげ、いち早くに、その問題の解決策を摑もうとするのも第一火星丘に強い短気線がある人達です。

② 活動線

丘の盛り上がりが太くて逞しければ、それだけで活発な動きをする人と考えられますが、生命線の内側に、生命線に添い寝しているかのように現れる活動線は、活発な活動と勝気な言動が見られます。

戦いの丘である火星丘はチャレンジ精神にあふれており、活発なのですが、金星宮のふくらみを観察しなければなりません。平らで肉付きが貧弱ならば、体力が火星丘について行く事が出来ないのです。

もっとも、体力が衰弱している時に活動線は現れてきません。

この活動線が現れて、金星丘が大きく膨らんだ時の行動は何事もうまく行きます。

結婚も、転職も、受験もうまく行くのです。気力体力が充分にみなぎっているのです。

火星丘を見る時は金星宮とのバランスを観察する必要性が此処にあります。

第二火星丘の象意と意味は何がありますか?

小指の下で感情線の下にある丘が第二火星丘。第一火星丘は闘いの丘でしたが、第二火星丘も同じく闘います。

違うのは、自分自身と闘うのです。自分との闘いとは、我慢するとか、行動を抑制するとか、自分の気持ちを抑止するという意味合いが強いのです。

辛い事があっても諦めない強い精神力であり、バカにされても平静を装ったりしています。

我慢強い人ですね!

闘志ムンムンの気持ちを自分の中に噴出させているので、ある意味、自己主張が強く現れ、周囲からは自我が強い人と見られます。

普通ならば諦めてしまう問題も、この手相の人は、あきらめず、初志貫徹の行動を取ります。

①抵抗線は自分の主張を何としても通して行きますが、嫌なものは嫌とハッキリします。

土星丘とか太陽丘に線が伸びると、辛抱するとか、我慢するとかの、②忍耐線となります。

第一火星丘は表面に現れ、第二火星丘は気持ちに現れる闘志と理解しましょう。

火星平原とは何処にありますか?

掌の中央にある、平らで凹んだ場所が火星平原と、ロマンを込めた名前の場所です。気功という術がありますが,気功の気と言うエネルギーが発生しているのが、この火星平原です。

子供が咳き込んだ時、お母さんが、「痛いの痛いの、飛んでいけ~♪♪」と言って胸に手当をしましたよね、あの時の気は、この火星平原からエネルギーが出ています。

普通は火星平原は平らで凹んだ人が多いのですが、稀に、盛り上がって肉付きが良い人がいますが、その人は、傲慢で強い自我の持ち主で自信過剰と鑑定します。短気で結論をすぐに求めてきます。

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