月丘の下部で、生命線の終わりの部分に挟まれたところにある膨らみが”地丘”と言われる丘です。手首の基底線を底辺にした三角デルタ地帯を感じさせる部分です。
地丘は祖先運を見る所で、先祖の力が、どれだけ影響を及ぼしているかを探ります。
先祖ありての私達で、古くから占いは、祖霊という物に関心を傾けていました。
<五行易>と言う易で、父母，兄弟、子孫、妻財，官鬼という六親があり、人が生きる上での繋がりを大きな意味での先祖と言う祖霊の及ぼす影響という物に強い感心を持っていました。
手相では、この地丘が、祖霊との係わりを見つける場所なのです。
水星丘が先祖との関係があると思っていました。
水星丘は結婚線があったり、隣接する感情線の作用で、疾病の暗示も起きやすいです。つまり生きている自分たちの事に暗示作用を送っていると思われます。
地丘は現世を含む前世からの気が脈々と流れていると解釈すれば納得できます。
僕が思うには、地丘から小指の下の水星丘には地下トンネルがあり、先祖の思いとか、直感が常に運搬されている気がします。
え～っ、地下トンネル…?
心臓の脈をはかる時に、橈骨の下、親指の下に指を当てて、心臓の脈を測りますよね、あれです…、血管から伝わる鼓動の心音を感じたことがありますね。
地丘は金星宮の下部にあり、月宮は精神とか心霊の性質が強い所、ならば、地丘の想いを水星丘に伝えることが出来るパイプがあってもおかしくはない…と考えた次第です。
あるとすれば、月丘と地丘の想いが水星丘にダイレクトに届けられるので、疾病の予防、治療にも使え、精神的な疾病にも活用できます。
そうです! うつ病、閉じこもり、内向性などの治療にも使えると良いですね。
でも、ちょっと待ってください。
仮定、仮説、架空の話をしていませんか?
仮説は幾ら話しても、仮説で現実ではないのです。
それでも、僕の推論、仮説として、小指の下にある水星丘には月丘を貫く、地丘からの地下トンネルみたいなものがあるのではないか…?と考えた次第です。
じゃあ、あったとしたら…何が、どうなるんだい?
先祖、祖霊の声をもっと聴くことが出来ます
今まで生きて来て、後悔したとか、失敗した事がありましたが、
あの時、ああすればよかった…こうすればよかった…反省する事はありませんか?
あの人の言う事を聞いておけば、よかった…あれだけ言われたのに無視したばっかりに…こんな羽目になってしまった…
祖霊の声は、姿形を変えて伝えてきています。人だけではなく、犬猫であったり、人形や絵画などからも声を届けています。
人は自分だけで生きている…と思いがちですが、自分と家族で生きています。そして祖先の先祖様のおかげで今日を迎えています。祖霊と伴に生きていると考えられます。
亡くなったからこそ、子孫の事が気になるのが来世かと思われますが、この考え方は、わかる人だけで納得してください。
では、どうすれば地下トンネルを開通させられますか?
地下トンネルと言っても、たとえ話ですので、イメージするだけですが、具体的には次の動作を行いますが、俗に言う<念ずる>と言う事が大切です。
親指の根元と小指の根元を親指で指圧して下さい。揉むのではなく押して柔らかくするのです。揉むと神経をバラバラにします。
夜間に長時間運転すると居眠り運転となりやすいのですが、この時、小指のつけ根と親指のつけ根を両側からつまんで指圧すると、眠気防止となります。このツボをおすと覚醒作用が起きるのかもしれません。
このように、小指の根元にある水星丘には地丘からの指令が、親指の根元にある金星丘にも”気づきの声”として地丘からの指令が届くようになっている…と私は考えています。
この地丘は祖霊と繋がるとか、祖霊の気が伝わる所と解釈して下さい
運命線が祖霊の丘である地丘から出ている場合は、先祖の力を強く受けていると思って間違いないです。
何事にも強運の持ち主と言えるのは、先祖の強い力が後押していると思う事ですね。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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