目標は二つに絞る。一つでもなく三つでもありません仕事と趣味の二兎を追えるんです。

人物鑑定”五黄の六白”のポイント ★235

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“丸投げ人物”と押さえます。

本命五黄で月命六白の人物は、初めは<仕事もバリバリ、口先もガンガン>ですが

最終的には仕事を<丸投げ>して、何食わぬ顔で自分の領域に戻ってしまいます。

  • 六白は五黄のエネルギーを息抜きします。
  • 五黄は瞬間湯沸かし器、とどめを刺す。
  • 六白には人任せの放任主義がある。

六白は五黄のエネルギーを息抜きする。

本命が五黄の場合、そのあとに続く月命星が何か?…で解釈が異なることが多いです。

それも良い方向ではなく、<悪しき方向へ>とたなびくのです。

なんで、そんなに五黄が悪くなるのですか…?

五黄が悪くするのではありません。月命の星に与えた結果が悪くなる方向へと導くのです。

六白の象意は、乾宮の影響を受けて、行動的で、好奇心も強いです。

浩然の気を受けて、不思議と坂本龍馬が浮かびます。

簡単に言うと、<太っ腹>になりやすいのが六白の気です。

月命の判断として、本命の<体>に対して<用>と位置付けます。

つまり、「心とか気分」と押さえます。

六白の月命は、六白が中宮となり、六白定位には七赤が遁甲しています。

酒宴の席とか食事の時間となっています。

戦いでもなく、病弱な時でもありません。

ゆったりとした気が流れています。

五黄は東南の四緑に回座しており、定位置である四緑の<薫風>を受けて、

中宮の六白に、けじめとか破壊力を弱めています。

五黄としては強い破壊力を与えて、やっているのですが、六白は沸騰したやかんのフタ状態。

五黄の破壊力の息抜きを適当に受け流してしまうのです。

しかたないわ

なるほどね、六白が五黄の息抜きの役目なんですね。

五黄は瞬間湯沸かし器、”とどめ”を刺す。

五黄は持続力と継続力が欠落、<瞬間の爆発力>があります。

持続力は二黒が担い、継続力は八白の使命となっています。

その二つの星を束ねるのが、五黄土星。

強くて思い切った事を成し遂げる力が五黄です。

そんな五黄土星を深く包み込んでくれるのが、六白金星。

強い五黄も、休みたくなるとか…気が抜ける様な時もあります。

何だか、人間みたいで、親近感を感じますね。

講師

余談ですが、人間の中にも五黄土星が潜んでいます。   決断しなければならない時とか、           あきらめなければならない時に、五黄土星が現れて、  苦渋の決断を下すことがあります。          この五黄の力がなかったたら、              人生舞台を飛び回ることはできません。

暴れん坊の五黄土星を受け止める六白金星は、かなり懐が深い人かもしれません。

六白定位の北西である乾宮を占いでは,<天>として崇めています。

天は動き、動いて止まず…とあり、

五黄の爆発力も動きながら、発散しているのかもしれません。

泳がせたり、疲れさせたりして翻弄させています。

言葉で言えば、多少の<いい加減さ>も求められます。

硬いことばかり言っていっても纏まらないこともあります。

この清濁併せ飲む気風が、六白にはあり、五黄と気が合うのですね。

いい加減にしているが、しっかりしている…これが六白であり、

地軸から23.5度ズレている天球の理かもしれません。

人間性にも、このズレが求められます。

六白には人任せの放任主義がある。

このいい加減さが放任主義となり誤解されやすい。

五黄の破壊作用とかダメにする力が六白の放任主義と絡み合い、

物事を投げだしてしまう…と言うことがあります。いわゆる、<丸投げ>ですね。

どうなんだい

丸投げ…と言ったら、外注に出すとか、
下請けに出す…ていう事なの?

講師

そうです、六白は<人任せ>が根本的にあります。最終的には自分でやらず、相手に、周囲に任せてしまう…という習性があります。

六白を形でとると、丸の球体とします。

その意味は、全てのものを包み込み、守っている…暗示があります。

地球の姿を思い浮かべてください。

あの大きな地球の大地は二黒土星、その大地を海を包み込むのが<大気圧>。

成層圏、対流圏という、大気圧で私達の地球を守ってくれているのが六白金星です。

人任せにする…と言う象意は、堕落している意味とは少し違います。

人に任せて自分は、まかせた人達を守る、守護する役目に徹する…というのが本来の六白。

いいじゃねぇか、男気が立派だよ!

ただ、中には、守ることをせず、困ったことが起こると、

さっさと逃げてしまう人もいるのです。

俗にいう<逃げ足が速い人>も六白にはあるので、見極めが必要となります。

どこで、見分けがつくのかしら…?

日盤がヒントです。本命が五黄で月命が六白の場合の閃きとして想像して下さい。

①日盤が一白の場合散々かき回して、どろどろにしてしまう
②日盤が二黒の場合丸投げして今迄の物もダメにしてしまう
③日盤が三碧の場合現場に通用しない机上の空論となりやすい
④日盤が四緑の場合こんなになったのは貴方たちだと開き直る
⑤日盤が五黄の場合解決できず依存体質になってしまう
⑥日盤が六白の場合物事を疑心暗鬼でかかり、自分さえも疑る。
⑦日盤が七赤の場合自分の会話が先行、御身大切な考え方となる
⑧日盤が八白の場合屁理屈ばかりで先に進まない
⑨日盤が九紫の場合同じ話の繰り返し、堂々巡りで結論でない。

五黄も六白も強い星だけに、バカにしてかかると、

相手からの攻撃は凄まじいものですので、敬っている姿で接したほうが得策かと思われます。

以上のことを参考にして、鑑定に取り入れてもらえればうれしいです。

ありがとうです

最後まで読んでくれてありがとうございました。

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