
年盤と月盤の中宮の九星を読み取る (四緑)


- 月盤の全体的な推測
- 四緑人物の月盤影響は…?
月盤の全体的な推測
<なんでも知りたがる>月だと押さえることです。
あの人と、この人との交際関係は…不倫じゃあないかしら…と
勘繰りたくなるような事象が多くなります。
女性週刊誌に掲載されている話題が、会話の中に頻繁に上がってくることでしょう。

なんで…不倫ですか…?


“情報の四緑”が中宮の場合、四緑方位の三碧が暗剣殺となり、良くない事、間違ったこと…と押さえます。
そして、今年の年盤は三碧中宮で、三碧方位が一白の暗剣殺を被りますから、一白象意の”情交!から、愛欲の交わりがアブノーマルな間柄…とすると、不倫、不埒、不適切な交友と解釈します。



四緑中宮の場合は暗剣殺はどこですか?
三碧です…ね。
六白中宮は七赤の暗剣殺、八白の場合は二黒暗剣殺、九紫の場合は四緑暗剣殺…と
頭からすぐに飛び出せるように学習効果を高めてください。
覚え方のコツを教えます。



一白中宮の場合は、一白方位が九紫の暗剣殺…となり、
二黒の場合は二黒方位が八白暗剣殺となるので、
中宮の場合、必ず中宮星の定位が暗剣殺となります。
中宮に訪問するけど、まるで自宅が災難に遭遇している感じですね。
〇〇中宮の場合、○○方位が××の暗剣殺を被ると暗記してしまえば、”こっちのもの”
即座に吉凶判断が付きます。
先ほどの例題では年盤が三碧で、一白の暗剣殺が分数の分母にあるので、
一白暗剣殺の年に月盤四緑の場合は三碧が暗剣殺となりますので、
年盤が一白暗剣殺の時の、月盤三碧暗剣殺の象意を読み取れば、”不倫情報”と判断できます。
占いは、推理力もかなり必要となりますが、根拠のある推理力でなければなりません。
初心者の場合、自信が持てないこともありますが、
自信が無くても、自分なりの答えを持つ事です。
その答えを待っている依頼者が必ず現れてきます。
四緑人物の月盤影響は…?



暗剣殺は五黄殺の”さじ加減…”かしら?


四緑が四緑の気と同会する
ということになり、三碧暗剣殺なので、
“言葉の食い違い”とか
“間違った解釈”が起こりやすくなります。
すべての暗剣殺の解釈にも繋がりますが、暗剣殺を被るも被らないも
五黄土星の力で誘発されることに留意してください。
暗剣殺は相手から…周囲から…環境から受けるのです。
しかし、その環境とか周囲に誘導するのは五黄の力で、五黄殺というのも頷けます。
つまり、自分自身の行動次第で、暗剣殺を被るか…被らないかが確定できます。
暗剣殺は避けたいものです。そのためには五黄殺のさじ加減が必要です。
この五黄殺は、方位によって自滅作用が異なり、本命との相克でも違ってきます。
もちろん現在のあなたの状態でも変化しますので、自分の状態を先ずは確認することです。



先生…例題の四緑月番の説明ですよ…?
四緑が真ん中、三碧が東南で暗剣殺だから、
五黄は乾宮六白の場所にいる…ということですね。
つまり五黄が六白の象意を受け継ぎ、何事にも積極的とか、挑戦していく状態となるのです。
やる気満々、鼻息が荒い状態となるのです。



四緑中宮だから四緑の象意が優先されませんか…?
中宮の象意だけで鑑定しないのです。
中宮の象意に与える五黄殺の象意も考えておく必要があります。
その人の中にある、自我とか業とか言うものが冷静な判断に横入してくる場合があります。
その時、先祖の声が聞こえて助けてくれる場合があります。
霊感、直観、透視、などと言われる場合もありますが、
この五黄殺と”一代に流れている気”というものには関連性があります。



五黄殺は単なる方位ではないのですか?
四緑中宮の場合、三碧の暗剣殺だけを気に留めやすいのですが、
それはそれでよいのですが、では何故に暗剣殺となるかを考えましょう。
そうです五黄の対沖だからですね。
つまり五黄の作用が無ければ…少なければ、暗剣殺とならないのですね。
もちろん、暗剣殺とあるので、
周囲、相手、環境からの突然のハプニングはあるかもしれません。
しかし僕は思うのです。
五黄の力を調整すれば良いのではないか…?…とね。
五黄殺は自らの力が作用する…とあり、自分次第で相手も変わるのです。
そして、その力の根源は”祖霊の力”にあるとも考えています。
五黄殺は方位だけで見るのと、新たに”先祖の霊魂”と考えると取り組み方も変わり,
引いては暗剣殺の顕現作用も異なった形となります。
少し、長く話しましたが、五黄殺を先祖からの言葉として考えてはみませんか…?



最後まで読んでくれてありがとうございました。