
先天盤離宮に同会蒔の深読みはどうすれば良いですか?
- “命式”における、後天盤と先天盤
- “方位”における、先天盤と後天盤
“命式”における、後天盤と先天盤


後天盤三碧の東が、先天盤九紫の離宮は上図のとおり、
三碧と九紫は一緒だよ…と言っています。
三碧の子供が大人になったのが九紫とも言えます。
三碧と九紫には本質は同様な気が流れていると言えます。
その三碧と九紫を繋ぐのが六白なのです。
説明は割愛しますが、③⑥⑨という星の集団が形成されていると、
今は解釈していてください。
東の三碧に六白が遁甲した時、③⑥⑨の星座の集団が形成されるので、
相性だけでの判断は危険、
土性の象意が潜んでいるので、物事の始めと終わりはキチンと締めくくる必要があります。
初めての挨拶、初めての確認、会議における第一声、等が当たり、
議論白熱の末、最後の締めくくりの言葉とか、次回開催の徹底等、
命式における判断では、六白が東に来た時は
“けじめをつける”象意がある…と理解してください。

命式における判断…って判る様に説明してください!
命式は四緑とか九紫とか書いてあり、
甲子とか丁亥とか暗剣殺,歳破、月破などが書いてあるものです。
その命式は、その命式の人物の性格とか運勢を現しています。
その運勢とか予測される状況を
遁甲先の星、中宮の星、干支の作用などから判断するのです。
遁甲した宮と自分の星との関連で、様々な事が判断できるのが命式における判断です。
自分と言うモノがベースにあるので、占者との対話問答により、
自分を知る…など内面考察などの場合、非常に参考になります。
先天盤離宮と後天盤震宮の関係をうかがい知る時、
六白の存在を意識して鑑定すると、思わぬ発見があります。
③⑥⑨の間には②⑤⑧の土性の気があるよ…と頭の隅にでも置いて置いてください。
必ず役に立ちます。参考までに、東の六白は八白中宮蒔になります。


八白中宮時に東の震宮には六白が、その六白の定位には九紫火星が遁甲しており、その九紫の定位には三碧が遁甲しています。
③⑥⑨と連携されています
ネッ…面白いでしょう。
“方位”における、先天盤と後天盤
先天盤東は離宮の九紫で後天盤三碧の震宮、禅問答みたいなフレーズですが、
この事を徹底的に記憶する必要があるのです。
方位を読み取る時に、後天盤だけで鑑定すると、思ってみない様な事が起きます。
例えば、後天盤東方位に六白人物が具合が悪いので病気の受診をしたとします。
方位では東の三碧で”見つかる”とか”発見する”と言う三碧の象意なので、
はっきりとして診断がくだされると予測で来ます。
まあ、病気の診断がつければ、安心して対策も、治療にも臨むので良い結果と言えます。
占いに来た人には、「若い先生が診断しますが、よく観てくれますでしょう」と言えます。



いいじゃあないですか…結構じゃないですか
<三碧の下に隠れている九紫を忘れています。>
<先天盤九紫の象意も付け加える必要があるのです。>
先天盤九紫の象意と言うのは、後天盤九紫の象意とほぼ同じです。
ほぼ…と言うからには完全ではなく、ある程度と解釈します。
易卦をいつか解説する時に納得した答えが出るかと思われます。
九紫象意の”付着”がヒントをくれます。単一の診断ではなく、
複合された診断名が予測されるのです。
糖尿病による腎不全…とか、単なる”めまい”も血圧によるものではなく、
耳石による<頭位めまい症>などが予想されます。
要するに、もう一つの診断が隠されている…のです。
物事を一つで判断せず、裏面や側面に有るものを推測判断する必要があります。
医師を,“やぶ医者”と非難するより、受け止めるこちら側が、
予測診断する行動が必要なのです。
セカンドドクターへの相談の為に診療情報提供書を書いて戴き、
別な医師の意見も聞くことが出来れば万全です。
東を三碧とするので、「声有って形無し」の象意が
「誤診」と言う結果もあり得るモノです。
占い師の僕も過去に一度だけ後天三碧だけで判断して
先天盤九紫の力を見過ごした経験があります。
結果的に彼女は別な病名が見つかり帰らぬ人となった事があります。
それ以来、方位を取る時は、先天盤の象意をおろそかにはしないようになりました。



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