
兌宮に遁甲した時の”現象”を知りたい
- 中宮(五黄)に同会した時の現象とは? 204
- 乾宮(六白)に同会した時の現象とは? 205
- 兌宮(七赤)に同会した時の現象とは? 206
- 艮宮(八白)に同会した時の現象とは? 207
- 離宮(九紫)に同会した時の現象とは? 208
- 坎宮(一白)に同会した時の現象とは? 209

兌宮に同会すると、やる気が失せます
- つきあいの出費が多くなる
- 約束を忘れてしまう
- 仕事意欲が欠落する
交際の出費が多くなる


兌宮は七赤の処。西の方位です。
東の三碧に対して西には七赤を配当。
西は豊年満作の祭りを行っている酒宴の場。
仏教では”西方に浄土あり”としている。
易卦では”一爻不足” ☱


さあ、そんな場所に一白が訪問したら…?
西は酒宴の場だけではない。
食事などの会食を共にする交際の場です。
クラス会、ママ友会、お食い初めなどなど…
パーティーが盛り上がっている処です。



ママ友会…大好き!
ママ友会に謝恩会、趣味の会のお茶会、クラス会に会社の飲み会…
これらがドドドドド…っと押し寄せて来ます。
家計費の、交際費がグググぐ~んとMAXになってしまうのです。
一白水星と七赤金星との相性を見てみます。
金➡生➡水と相生されますね。
更に一白水星象意に酒、アルコールと言うのがあります。
酒を持参で七赤のお宅へ上がり込む…と言う感じで、受ける方も楽しそう。
鑑定から考えると、食事会とかお酒の席の場面が多くなるので、
出費がかさむでしょう…と判断します。
多少の食事会は良いですが、度重なる食事会には要注意。
一白と七赤の相性が良いと言っても、七赤は先天盤に一白があるのを忘れないで…。
一白象意に、酒、深夜、眠り、情交と言うのがあります。女性は注意。
約束を忘れてしまう
六白易卦は三陽の爻で”☰“です。完全を意味していますが、
それに対して七赤は一爻足りないので”☱“です。上爻が不足して陽でなく陰となります。
この一爻不足の象意が、配慮が足りない…とか記憶不足と言う事になります。
六白は約束は守ります。でも七赤は、うっかりミスをし易いのです。
一白は水の流れを意味しますが、どちらかと言うと穏やかでのんびりの感じ。
そんな間柄の星同士が一緒だと、キリキリ、カリカリはしません。
一白が七赤に同会すると、ゆったりとした感じが流れ漂います。
ただ、この象意は一白の場合で、二黒の場合は、昔話で花が咲くとか、
台所や掃除しながらの会話となる…など象意も異なります。
三碧が同会ならば、ゆっくりと食事を楽しむどころではなくなり、
会話があちらこちらへと飛んでしまいます。
一白は水気で流れる象意から、約束していた食事会が
何かの都合で”流れる”と言う暗示もあります。
九星が各宮に飛び込み同会した星と宮、それぞれの象意を考え、
それなりの言葉として考えるのも、とても楽しいものです。
そこには、夢とロマンがあり、想像の世界が現実へと結びつかせてくれます。
占いの面白さが、ここにあります。



西の七赤を方位で取ると、どうなんですか?
方位でとる場合も、”約束を忘れる”の象意は、顕現する事があり、
方位取りの場で、やる事を初めからメモなどで記録して置く事を薦めます。
七赤の方位には、若い娘が現われ、男性の場合、その娘に舞い上がる…などがあります。
七赤娘の象意に、”おしゃべり”もあり、会話が弾んで、時間を忘れるのかもしれません。
仕事意欲が欠落する
西の七赤は、怠惰の星。酒盛りの真っ最中てんと捉えます。
当然ながら、仕事をやる気がありません。
今迄、一生懸命に働いてきたのですから無理もないです。
会社ならば、仕事が終わる五時からが酉の刻で、遊びに入る時間です。
酉の刻で酉の兌宮だから、焼き鳥を食します。
今なら、ケンタの骨付きか、ファミチキ…ていう事ですね。



西に回座の時は、ケンタ、ファミチキ、焼き鳥などの鶏肉を食する事が開運に繋がります。



東南の四緑は、日本そば、西南の二黒同会は丸亀うどん、南の九紫同会の時はスシロー、それぞれの宮の食べ物があるのです。
西の兌宮回座の時は、どんな星が回座していても、
西の象意が強く作用して、勤労意欲が不足します。
逆説的に言えば、勤労意欲を出してはならないと解釈できます。
怠けものが、大手を振って歩いていますね。



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